やっぱり旅が好き(大学生

華やかではない大学生が世界を旅する

君ってそういう感じ?

8/27、ここはベルギーの日本庭園の中。

 

 

大きな木の下に引いたマットでしっかりと眠れた。

 

特に寒くて起きることもない、コールマンの寝袋のおかげだね。君ちょっと重いけど。

 

 

 

 

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近くにあるベンチに移動して朝支度をする。

 

樹の下で寝ていたせいか、バックパックには小さな虫が付いていたので、デコピンでペンッと追い払う。

 

森で寝るのやめよう…

 

 

 

 

支度していると、川の流れる音が聞こえてきて、合わせて鳥のさえずりも聞こえる。

 

 

 

 

 

こういうのも悪くないな。

 

 

 

 

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街に戻ると

 

 

まだ人気はなく、がらんとしていた。

まだ6時位だもんね、オフィス街でもないし。

 

 

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朝食用のパンを食べきってしまっていたので、チェーン店のスーパーに入る。

 

ここでもワッフルを買った。

今日でベルギーともおさらばだ。

 

楽しかったよ、というよりまた近い内に行くと思う。

 

 

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バスターミナルに行き、ワッフルをむしゃむしゃと食べながらバスを待った。

 

 

 

 

 

 

 

ヘンク

 

 

 

 

 

という街についた。

 

 

wifiはどこだーー

ベルギーの田舎町にはwifiが殆ど無い。なので1日以上ネットに触れていない。

 

 

 

 

ヘンクの中心にある大きな広場では大規模のフリーマーケットがやっていた。

でも僕はwifi探しに必死だ。

ネットがなければ次に行くべき街がわからない。

 

 

 

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フリマには見向きもせずに、開店前のH&Mを見つけた。

店前にはフリーwifiが流れていた。

 

流石です。

 

 

 

 

 

次に行く街を見つけて、バスに乗り込む。

 

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乗客と運転手がずっと話してる

 

 

 

 

 

 

 

マーストリヒト

 

 

 

 

という街についた。ここはオランダだ。

この街は近くにベルギーとドイツがある場所にある。

 

 

 

まあ今日中にドイツに行くけどね。

 

 

 

駅から中心地は離れているので、10分程歩き街に出る。

 

 

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素敵な写真が取れた

 

 

 

 

なんかオランダって感じがしてきたな~

やはり街の雰囲気を決めるのは建築だ。

 

 

 

 

おしゃれなカフェでおしゃれに食べる。

おしゃれな店にある皿で出てきて、寝袋付きのバックパックが恥ずかしくなる。

 

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窓際でブログを書いていると、お父さんに肩車されている小さな女の子と目が合いニッコリされた。

よし、俺も負けじとニッコ…あれ目そらされた。

 

 

 

 

 

 

1時間程でブログを1本書き、熱を持ったパソコンをサブバックにしまう。

 

 

このままバスに乗って次の町に行こうかな

と思い、ネットサーフィンをしているとこの街は現地人が押しているらしい。

 

 

 

オランダの端っこにある街をひと押しなんて凄くね

まあちょっと散策しますか

 

 

 

 

 

 

と思い歩いているとあることに気づいた。

 

 

 

 

この街、ヨーロッパ中で一番好きだ

 

 

 

 

 

いやあまり種類行ったこと無いんですけどね。

一瞬で好きになれるものですね

 

 

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程よくおしゃれな町並みで、何より歩いている人がみんな笑顔だ。

 

やべーいい所見つけちゃったよ

 

 

 

 

 

 

 

 

高速バスで都市から都市へとふっ飛ばしていたら、こういう街には出会えないだろう。

これでローカルバスの旅の良さがわかった。

 

 

 

 

 

テンションが上ってルンルンで歩いていると、もう一つ気が付いた。

 

 

 

 

 

 

ヨーロッパは一人で来る場所では無

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

急に街から出たくなった。

 

 

 

マーストリヒトさん、未来の彼女と行きますよ!と誓い、街を出た。

 

 

 

 

 

 

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ドイツに行くバスに乗り込む。

ローカルバスで国境を越える時、パスポートを確認されたことがない。

いくらEUだとしても大丈夫だろうか。EUでないイギリスの出国印もないし。

 

 

 

 

 

 

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ドイツのアーヘン

 

 

という街についた。

 

 

 

 

 

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とりあえず、街を歩いてみる。

ここには大学もある、大学のある街は安全という方程式があると思っている。

それに子供もお年寄りもいるからこの街で野宿するか。

 

 

 

 

 

野宿スポットを見定めると、マックに入り夜まで時間を潰す。

 

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この小さな町には、どうやら世界遺産があるらしい。

 

まあ明日見るかと思い、野宿スポットまで歩いていると、

 

 

 

彼はそびえ立っていた

 

 

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なんかすげええ

 

 

 

 

明日来るねと告げて、また歩く。

 

 

 

 

 

 

 

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夜なのに人がわんさかいる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中心地から少し離れた公園に着く。

 

 

体を拭いたり、歯磨きをしていたら23時を越していた。

 

 

 

公園の大型の滑り台の上には子供5人以上が待機できるスペースと、屋根がついていた。

屋根もあるしここで寝るか。

 

ここは朝子供が来るか、イキッた大学生が来るだけだろう。

でもアーヘン大学って頭良さそうだし大丈夫だろう。

 

 

 

寝袋を敷いて、眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドン、ドン、ドン!!!

 

 

誰かが滑り台を掛け上げってきた!

 

やばいい!!

 

僕は完全に膠着状態。

 

おそらく大学生は僕に気づき、ドイツ語を叫んで降りていった(多分ウエーイって言ってた)。

 

 まじで、大学生が来たよ…

 

 

その後、その仲間が4,5人近づいてきて僕のすべり台の近くでEDMをかけて踊りだした。

 もう1人はBMXに乗って僕のすべり台の周りをぐるぐると走っていた。

 

 

 

 

 

とりあえず、この状況はどうすればいいんだ?

 

 

 

先に居た方が優先順位高いだろ、早くどっかいけよ、とも思った。

でも完全なる外人は僕なので滑り台に荷物を全部滑らせた、そして自分も滑って降りた。

 

 

 

 

 

はあ、大変な目にあったな

 

 

 

 

 

 

と近くのベンチで寝袋をたたんでいると、

後ろから男がやってきて

 

 

 

 

 

 

エクスキューズミー、マリファナ買う?

 

 

動揺したがノーというと、すぐに何処かに行った。

 

 

 

 

なんだこの街?!

 

 

 

 

 

 

 

ここから野宿スポット探すために1時間費やした。

若干トラウマになったので絶対に人が来ない所を探した。

 

 

 

 

 

 

 

 

見つけたところは鉄道を修理している野原だ。

 

 

凄いうるさいしライトが強い、それで道路が近いので人の足跡が聞こえる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に誰にも見つからないで朝を迎えさせてください!と神に頼り、寝袋を敷いた。

 

 

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やさしさに触れて

8/26、ここはドミトリーの2段ベッドの上。

 

 

 

この旅初めてホステルは満足いくものだった。

今までの疲れをリセットしたようだ。

 

 

 

 

泊まったホステルはダメダメだった。

部屋にwifiが入らない、電源も使えない、風呂場の電気はつかない、周りには中東系の店が沢山。

 

これで2000円なので文句を言っていいレベルなのだが、

凄く清潔感がある室内なのと、フロントのお兄さんが会話中に何度もウインクをしてくるナイスガイなので許しちゃう。

 

 

 

 

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猫がいるホステルを出ると

 

朝食を食べるためにぶらぶら歩く。

 

 

 

 

 

 

うまかったし、またフリッツでいいか。

前と同じお店で、サムライソースのフリッツを購入する。

 

 

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美味しい。

でも朝からフライドポテトはキツイな。

なんでワッフルにしなかったんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

お土産屋を冷やかしで巡り、バス停まで歩く。

 

 

 

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ちゃんと保護しないとね

 

 

 

 

 

 

昨日反省して、しっかりとヒッチハイクする場所を調べておいた。

 

Hitchwikiというヒッチハイク専用wikiがある。そのサイトを参考にして、どこがヒッチハイクに適しているか探し出した。

そこまで歩きは大変だったのでバスで行くことにした。

 

 

 

 

バス停に着いて、おばさんがいたのでそこで一緒に待つ。

 

 

ベルギーは表記が英語ではない。なので全然わからない。

 

 

おばさんがどっか行ったので、ベンチに座る。

そしたらおばさんが戻ってきて、

ここは降りる専用だからここにはバスは来ないわよ。このバスに乗りたいなら私に付いて来なさい。

と言ってくれたのでついていった。

バスは3分くらい歩いた所に止まっていた。

二人で乗り込む。

 

 

 

 

ありがとうね、バスを乗り過ごすところだったよ。

 

 

 

 

あのおばさん英語話せてたな。若者しか話せないんじゃなかったけ。

 

 

 

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50分ほどバスに揺られると

 

 

ルーバンという街に着いた。

 

 

 

ヒッチウィキに書いてあるバス停では降りられなかった。

バスに次止まる場所を教えてくれる手段がないんだぜ。そりゃわからないよ。

まあ外人用ではないってことだな。

 

 

 

 

ここのベンチで食べていると、小綺麗な格好をしている二十歳前後の女の子が話しかけてきた。

 

最初はフランス語で話しかけて来たので、sorryと言うと英語に変えて話しかけてきた。

ブリュッセルに兄がいて会いに行きたいのだけど、お金がないから10ユーロ貸して欲しい。

可哀想だから一瞬貸してあげようと思ったが、アジア人よりベルギー人に言えばよくねと思い、断った。

 

 

あれは物乞いだったのか。

ヨーロッパにはカップを持った年老いた物乞いがたくさんいる。でもあんな若い子でもそういうことするんだな。

 

 

てかバイリンガルになる教養あるならバイトしろよ。

 

 

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大きな街、ルーバンを見向きもせず高速道路の手前まで歩く。

 

今日は絶対ヒッチハイクするぞ。

 

 

 

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途中に木の陰になっているベンチを見つけたので、無印で買ったスケッチブックにマジックでEASTと大きく書く。

 

まあ東に向かえばとりあえず中欧に着くでしょ、っていう楽観的な考え方。

 

 

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ここから2時間ほど歩く。

まだ勇気が出ない。

 

バス停に着いたのでここからバスに乗っちゃえ、という悪魔の囁きを聞きながらバス停のベンチで休憩する。

 

 

 

 

 

 

 

もうヒッチハイクはいいかな…

 

 

 

 

 

と考えていると、ふと日本で見たヒッチハイカーを思い出した。

 

彼は見た目大学生、都心で若者がたくさん通る道で愛媛と書いたダンボールを掲げていた。

その時僕は友達といたので友達に、無表情はだめなどとイキった発言をしていた。

 

 

でもいま思い出すと、人の目がたくさんあるところでヒッチハイクをしている彼の勇姿に感動した。

 

 

 

 

 

よし、俺も頑張ろう

 

 

 

 

 

 

EASTと壮大過ぎる目的地を書いたスケッチブックを上に挙げる。

 

 

 

 

人の目は気にするな。ここは海外だ。

 

 

 

 

 

 

と思っていたら

 

 

5分で車が止まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

もっとヒッチハイクしやすい所に連れてってあげるよ

 

 

と言って止まってくれたのはリアーシュさん。

 

英語が早すぎて2割くらいしかわからなかった。

 

 

ヒッチハイクでヨーロッパを回っていたらしい。彼女と。

 

差を見せつけられたが、googleマップを見ながら移動してくれた。

 

 

 

 

 

 

話をしながら15分ほど走って、道端で止まった。

 

リアーシュさんが「ここでヒッチハイクすれば止まってくれるよ」と言われたが、

英語が聞き取れず「え、結局どこまで行ってくれます」と言ってしまう。

 

いや、ここから娘を迎えに行かないとね

って言われたのでやっと全てに気づいた。

 

 

 

気まずさのあまり僕の謎の大爆笑で切り抜ける。ついでにリアーシュさんも笑う。

 

 

 

 

 

 

いい天気だからきっと次のドライバーもすぐ止まるさ、と言って車に乗り込んだ。

 

 

ありがとう、ここでまたヒッチハイクするよ!

 

 

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グッドラック

 

 

 

最初のヒッチハイクがうまく行けばこっちのものだ。

 

同じボードを掲げ、またヒッチハイクをする。

 

 

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次は10分で止まってくれた。

 

 

え、なにベルギーってヒッチハイクに理解あるの

 

 

 

止まってくれたのは優しい雰囲気を持つヴァーランさん。

 

とても聞き取りやすい英語で会話も弾んだ。

 

 

 

「バスのほうが早いんじゃない?」

「そうなんだけど、現地の人と話したいし英語を学びたいんだよね」

「いい考えだ、君なら日本に帰ったときには英語ペラペラになってるさ」

 

 

 

ティーネンという街で降ろしてもらった。

 

30分程のドライブは楽しかった。

 

 

 

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情報収集をしたいので、ティーネンの街を歩く。

2,3軒のお店に入り、wifiがある聞く。

全部無かった。もうここは田舎なんだな。

 

 

あとここ皆さんウィーフィーと言います。

 

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余計な時間を使ってしまったので、急いで大きな道にいきヒッチハイクをする。

 

 

 

また5分で止まってくれた。

 

え、なにもうすごいな。そんな愛くるしい表情してんのか?!ありがとう!

 

 

 

 

 

 

「サンキュー!!」

「パスポートプリーズ」

まさかの覆面パトカー。

 

ここから15分程職質にあう。

まあ怪しいわな。

 

 

 

警察に電車でいけと釘を差されたので、駅に戻る。

 

 

 

 

もうヒッチハイクはいいかな。

心が折れたとかではなく、ヒッチハイクは少し疲れる。

英語が話せるなら良いんだけど、頑張って聞こうとしても聞き取れない時は申し訳ない気分になる。あと言いたいことが言えないので、薄い会話になることとか。

 

気にしすぎだと思うけど、それが僕。

 

 

まあ、やりたい時にやればいい。

 

 

 

風の通る天気のいい日、田舎道を歩いていて気分が良くなった時にスケッチブックを持って親指を立てればいいさ。

 

 

 

無理やりやったら、それがドライバーさんに伝わっちゃうしね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日が落ちてきた、プラットホームの上でバスを待つ。

 

 

ここの駅のホームには遮りがない。

 

 

プラットホームの上で少し眠った。

スタンドバイミーを思い出した。

 

 

 

 

 

 

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バスに乗り込む。

 

 

 

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着いた駅で、ビールとポテトチップスを買う。

ビールが100円ほどで安い。

 

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夕暮れ時、人気の少ない駅でポテチを食べながらビールを飲む。

 

 

 

いいね。

 

 

 

 

 

googleマップを見ながら、またバスに乗る。

 

 

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ローカルバスの旅もいいかも、と思える時間であった。

 

 

 

 

 

ハッセントという大きな街についた。

 

 

 

 

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この街で野宿するか。

 

 

 

フェスをやっている隣に、日本庭園という公園があったので、ここで寝袋を敷いた。

 

 

 

 

 

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日本庭園の隣でフェスやるなよ、日本人おこだぞ。

 

 

重低音が鳴り響く中、ぐっすりと眠った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 だらだらと長くなりました。ここまで読んでいただきありがとうございます!

 

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勇気はどこにある

8/25、ここはブリュッセル国際空港の四階。

 

 

 

2日連続の空港泊だった。

空港で働いていて2日連続で僕のことを見た人は、「え、こいついつ行くの?」

と思っていただろう。

 

 

 

 

 

朝6時に起きて、個室のトイレでシャンプーをする。

 

 

 

今日、個室のトイレは人目につかず髪を洗えることを学びました。

人生は学びの連続だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空港内は

 

 

 

朝だと言うのにとても混んでいた。

 

 

 

これから旅行に行く人達はにこやかな顔をしていて、旅先から帰ってきた人は疲れた顔をしているが、楽しかったねなど思い出話を話していた。

 

 

 

 

いやなんて言ってるかわからんけど多分そんな感じでしょ。

 

 

 

 

 

空港内のスタバでブラックコーヒーを買う。

熱々の内に飲み干して、目を覚ます。

 

 

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よし!今日はヒッチハイクするぞ!

 

 

 

 

ベルギーの北の町、アントワープまでヒッチハイクすることにした。

 

他の都市、ゲントやブルージュも魅力的だが少し遠回りになってしまう。

 

 

 

 

 

まあ、いいさ。ベルギーは好きな国だ。また観光で来るだろう。

その時、いろんな町を回ればいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

賑やかな空港を出て、とりあえず歩く。

 

 

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晴れた日の風はとても気持ちいい。

高い建物が無いので、風がよく通る。

 

 

控えめな太陽が体を照らすが、風のお陰で暑さをあまり感じない。

 

 

 

それでも30分も歩くと、汗をかいてくる。

厚手のデニムジャケットを脱いでTシャツ一枚になり、前に進む。

 

 

 

 

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分かれ道に着いた。

 

ここを真っ直ぐ行くと、アントワープ、そしてオランダに行ける。

右に曲がると、ドイツ、中欧に続く。

 

 

 

 

体が右に行きたがっている。と言うより、中欧に行きたがっている。

 

いや、待て。オランダの情報集めに1時間以上掛けたんだぞ。

真っすぐしか無いだろ。

 

 

 

 

 

 

計画変更するか!!

 

 

 

右に曲がり中欧に向かって歩き出した。

ベルギーでお金を思った以上に使ってしまい、物価の安い中欧を目指すことにした。

 

 

 

 

一人旅だからできるんだよね、こういう当日に決めること。

 

ゴッホ美術館や風車郡に行きたかったが、中欧に行きたい気持ちが上回った。

 

 

 

 

 

 

 

 

色々なことを考えたり、気分が良くなり歌いながら歩いていると小さな町に着いた。

 

 

 

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なんでこんなところにバックパッカーが!?という視線を気にせず、また歩く。

 

 

 

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早くヒッチハイクしないと。

 

でもヒッチハイクするスペース無いな。

どうしようかな~

 

 

 

いや嘘ついた、する勇気がないだけ。

 

 

なんで去年はあんなにできたんだろう。

全然勇気でないぞ、今年。

 

 

 

 

 

 

 

 

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途中に街につき、マーケットでパンとワッフルとコーラを買う。

 

街にwifiが流れていたので、ベンチに座ってヒッチハイクのことを調べる。

 

 

 

ヒッチハイクの記事は意外にもたくさん出てくるが、海外でする記事はあまり見つからない。

 

たまたまtwitterの検索の欄が出たので、ヒッチハイクで調べてみる。

 

 

ほうほう、大学生が夏の思い出として結構やってるな。

でも、みんなお洒落すぎね。

 

 

 

 

大学生みんなやってるのか、じゃあ俺もやるか!

 

 

 

勇気出てきたぞ!

 

 

 

 

 

街をでて、ヒッチハイクするスペースを探し歩く。

 

 

 

サイクリングコースを見つけたので、整備された道を歩く。

 

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電車の駅を見つけたので、ブリュッセルに戻る。

 

 

 

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え、なんで?!

 

 

って思いました?

 

 

勇気が出なくて、ブリュッセルに戻りました。

簡単に言うと逃げました。

 

 

 

ここらへんから、ストレスが溜まりすぎてニートになりたいと思ったんですよね。

あと日本のネットサイトを一日中見たいとか。

 

 

 

 ちなみに電車で次の目的地ではなく、ブリュッセルに戻ったのはヒッチハイクできない自分への戒めです。

何だそのプライド。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブリュッセルに戻り、ホテルの前に流れてるwifiを使いホステルを予約した。

2000円ほど。この旅初めてのホステル。

 

 

 

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部屋に入り、速攻でシャワーに入る。

多分シャワーは6日ぶり。

 

 

 

熱々のシャワーは汗を、そして溜まった疲れも流してくれた。

 

 

ウォーキング・デッドの、世界が変わってから初めてのシャワーのシーンを思い出した。

多分あのシーンに、僕のワンカットを入れても違和感ないと思う。

 

 

 

 

 

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 めっちゃ笑ってる

 

 

ラウンジに行き、ネットサーフィンしまくる。

大好きなガキの使いを2時間以上見てた気がする。

 

 

 

 

 

 

たっぷりとパソコンで楽しんで、充電が終わり部屋に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして22時頃、2段ベッドに入りすぐに眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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食って大事だよね

8/24、ここはブリュッセル国際空港の飲食店の前。

 

 

 

室内で寝るのってこんな安心できるのか。

できるだけ空港泊しようか。

 

 

 

 

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 朝早く誰も動いていなかったので空港のトイレで洋服で手洗いした。

 もし誰か入ってきたらどんな顔すれば良いんだろうと、ヒヤヒヤしていたが幸いにも誰も入ってこなかった。

 

 

 

 

 

1時間位の洗濯を済ませて、速乾タオルで脱水をしてバックに入れる。

 

 

水分で重いな…

 

 

 

そろそろ行くか、

 

 

 

 

 

 

ブリュッセルの空は薄暗く

 

 

これから太陽が昇るところだった。

 

 

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バスで中心地まで出る。3ユーロで。

くそっ、何だよ昨日の15.8ユーロって(まだ根に持ってる

 

 

 

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ベルギーは九州程の大きさの国で、美食の国として知られている。

有名な食べ物は、フリッツと呼ばれるフライドポテト、ビール、ムール貝、ワッフル、チョコなどがあるらしい。

 

よし!全部食べるぞー!

 

 

 

 

完全に貧乏旅というテーマを忘れる。仕方ないよねっ。

 

 

 

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まだ8時位なので、カフェに入る。流石、ベルギーの人はワッフルを朝食として食べていた。

 

 

 

 

 

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1時間ほど休憩をしたカフェを出て、ブリュッセルを練り歩く。

 

 

 

 

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漫画やアニメのお店がたくさんある。

 

 

 

 

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途中で2ユーロのワッフルを買い、歩いていると広場に沢山の観光客が。

 

何があるんだろう、とりあえず行ってみるか。

 

 

 

 

 

す、凄い!!!!

 

 

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ここは世界遺産のグラン・プラス。世界で一番美しい広場と言われている。

 

広場を囲むように、壮大な建物が取っている。

 

とりあえず、凄いしか言えなかった。日本にはない光景をみて興奮する。

建物の装飾が細かく、ひとつ一つ丁寧に形作られている。

 

 

 

 

そして写真タイムへ。

 

 

 

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いい写真でしょ

 

 

一人で旅行している時ってどうやって写真取ってるんだろう。

 

とりあえず、地面においてセルフタイマーで取ってるけど、上の写真みたいにカメラが死角になる時とかすごい心配。誰かがシャッ!っと持っていきそうで。

 

この写真撮って戻ろうとしたら、おじさんが地面に置いてあるカメラをガン見してて必死の形相で取りに行ったし。

 

 

 

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縁に腰を下ろし、さっき買ったワッフルを食べる。

 

うん、うまい!

ワッフル自体は甘すぎず、チョコレートで旨味を増している。

 

 

 

 

 

 

 

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オープンテラスのお店が山ほどある。

 

 

 

 

街の中を歩いていると、列のできたフリッツ屋が。

 

ここで買ってみるか、。

 

 

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3.5ユーロでマヨネーズ付きで購入。上に乗ってるのは、クリームじゃなくでマヨネーズね。

 

 

これもほくほくで美味しかった!

美味しさの秘密は2度揚げかららしい。なので外はカリッとしていて、中は柔らか。

食感が2種類あるのと、マヨネーズのお陰で味が変わるので飽きずに最後まで食べることができた。ソースなかったら飽きて食べきれないな、うん。

 

 

 

 

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見たい建築がブリュッセルに有るので、1時間ほど歩く。

 

バスに乗っても良いんだけど、街の雰囲気をつかみたいので初めて行くところは歩くようにしている。帰りは電車だ。

 

 

 

 

でも歩くの疲れるわ。

 

 

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ブリュッセルの町並みを見ながら歩いていると、お目当ての建築は住宅街にひっそりと建っていた。

 

 

 

 

 

 

オルタ邸だ。

 

 

 

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この建築は建築家ヴィクトル・オルタの主な都市邸宅群として世界遺産に登録されている4つのうちの一つだ。

 

 

 

ここで建築のお勉強

 

 

 

ブリュッセルの建物はアール・ヌーボー様式で作られている物が多い。

 様式ってスタイルのことね

 

アール・ヌーボー様式とは19世紀末から20世紀初めにフランスなどのヨーロッパで流行した様式である。

そして花や蔦などの植物や昆虫を模した装飾が特徴である。

 

 

有名なので言うと、ガウディのサグラダファミリアアール・ヌーボーで作られています。

植物や昆虫をモチーフにしているので、イギリスの町並みと比べると、ブリュッセルは優しい雰囲気を感じたんですねー。

 

 

 

 

 

はい、全部ネット情報です。勉強します。

 

 

 

 

4つの内、このオルタ邸だけは室内に入ることができる。コイン式のロッカーにバックパックを入れて、5ユーロを観覧料として払い中に入る。

 

 

室内の装飾は丁寧に作られていた。

自分の語彙力のなさが嫌になるが、とりあえず凄かった。

 

 

 

 

てかオルタさん、絶対日本に影響されてない!?

 

 

 

 

 

障子や畳、絵巻物があった。全部洋風だけど笑

 

 

 

 

建築興味ない方でも楽しめると思います。

 あと日本人の方も結構いました。

 

 

 

他の三つは外観しか見れないので、トラムに乗って中心地に戻る。

 

 

 

 

 

中心地ではまだやることが有った。

ムール貝を食べること。

 

 

ムール貝とフリッツとビールで15ユーロのところを見つけたので、店内に入る。

 

 

まず、ビールが来た。そして一口。

 

 

うまっっ!!

 

 

声に出して言ってしまった、周りの人苦笑い。

 

一日中歩き回ったおかげ、ビールが何倍もうまく感じるぜ

 

 

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ムール貝も最高に美味しかったです、はい。

ビール4杯はいける気もするが、1杯で止めてお勘定。

 

 

 

 

 

 

 

 

もうベルギー大好き!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 若干酔いが回った体を起こし、ベルギーで有名なものを見に行く。

 

 

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写真パシャパシャ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブリュッセルを歩き回ったが、野宿できそうな場所はなかった。

また空港行くか。

 

 

 

中心地から空港までのバスがなかったので、電車で戻る。

値段は11.8ユーロ。相変わらずたけえな。

でも今日は払っちゃうよ、気分いいから!

 

 

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空港に戻り、昨日と同じ寝場所に行く。昨日隣に寝ていた人たちはまた同じところで寝ていた。

 

なんだ、空港のホームレスか。まあ、俺もホームレスみたいなもんか。

 

 

 

 

おやすみ、空港内の明るい照明を遮るように寝袋をかぶった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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空港は良いところ

 8/23、ここはロンドンの公園内。

 

 

昨日の夜、黒人がウロウロしていて怖かったが、貧困層はイギリスに住めないと思ってぐっすり寝れた。

 

 

今朝は晴れていて、気持ちの良い目覚めであった。

 

周りの芝生が濡れている。雨が夜通し降っていたようだった。寝袋を木々の下に敷いていたので、雨はしのげたようだ。

 

ありがとね。

 

 

 

 

 

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朝日に照らされたビッグベン。黄金に輝いている様に見える

 

 

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晴れている朝は気持ちがいい。テムズ川沿いを散歩をする。ロンドンでは老若男女マラソンをしている。よく追い越された。

 

 

 

 

 

オフィス街のスタバに入る。

 

 

 

 

 

僕「ブラックコーヒーで」

男性店員「はい、1.6ポンドです。あちらでお待ち下さい

 

ねえ、このBGM僕な好きな曲だ、一緒に踊ろうよ!」

 でコーヒーを作った女性店員が踊りながら持ってきた。

 

思わず笑顔で受け取ってしまう。

 

 

これがイメージしてたやつだ。

 

 

 

 

最後のロンドンでいいものが見れた。

 

 

 

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スタバを出ると、お土産屋に入った。

 

なんでお土産屋の店員は、中東系なんだろう。

若干、嘘くさくて躊躇するが記念なので何か買っておこう。

 

 

 

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小さなものを買い、外に出る。

 

 

この辺からトイレに行きたくなる。

 

イギリスはトイレが自由に使えない。と言うより、トイレがない。

公衆トイレや駅にもないし、お店のトイレにはロックがかかっている。商品を買えばピンコードを教えてくれるのだが、節約のため買いたくない。買ってもトイレが故障中ということがしょっちゅうあるので、ギャンブル性がある。

 

 

やばい、どうしよう

 

 

もう一時間以上歩いているのに見つからない。ネットがあればすぐ見つかると思うが、wifiがない。

バッキンガム宮殿辺りにつくと、もうトイレという概念を忘れようとしていた。

 

落ち着け、トイレなんて存在は元からなかったんだと暗示をかけて歩き回り、結局カフェに入る。

 

 

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トイレありました-

 

 

 

ベルギーの情報を集める。

ほうほう、美食の国なのか。これは楽しみ。

 

 

国を知るには、その国の名物を食べることが一番手っ取り早いと、どこかのブログでみた。

イギリスで散々節約したんだ。少しくらい贅沢させてもらうぜ。

結構楽しみだ!

 

 

 

 

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10キロほどの荷物。マジで重いっす。

混んでいるお店に入れないし、ジロジロ見られる。

でも世界一周している人はもっと重い荷物背負ってるんだろうな。観光地とかどうしてるんだろう。

 

 

 

バスターミナルに着く。

 

 

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イギリスは乳製品が安い(1ポンド=140円

 

 

バスは50分程遅れてやってきた。

このバスはイギリス・ロンドンからベルギー・ブリュッセルまでの8時間程。

 

日本で予約して19ユーロでした。(1ユーロ=130円

めちゃ安い。だってイギリスとフランスの間のドーバー海峡をフェリーで渡ろうとすると確か3~4000円する。

 

てか8時間も走って2500円って安いよね。海まで超えるのに。

バスは快適そのもの。しかも2階建て。

 

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夜の11時にブリュッセルに着くと、とりあえず駅に向かう。

ブリュッセル北駅だ。

 

 

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ここの駅はもの凄く怖かった。

何が怖いって、大勢の黒人がたむろしている。ベンチとか床が黒人で埋まっている。

 

 

いや勿論肌の色で差別したくないよ。でもさ深夜の駅で集まってる姿見ちゃうとやっぱりビビるよね。

 

 

あの光景を見てしまったので野宿どころではない。

ちびりかけたので、電車でブリュッセル空港に向かう。

 

 

駅の案内に英語がなくなった。

ベルギーの公用語は、何語なのかしら。

 

フランス語、オランダ語、ドイツ語の3つらしい。

異なる言語が一つの国で使われると、統一性とかなくならないのかな。

 

ともあれ、駅の表示が読めない。

改札が無いしよくわからなかったので切符も買わず、それっぽい電車に乗ってみる。

 

 

 

 

 空港までは2駅だ。すぐ着くだろう。

車内に乗り、景色を見ていると車掌さんがやってくる。

 

「チケット見せて」

 「え、無いです」

 

車掌の顔が曇る。

 

 

 

やばいこの流れで罰金を食らってる人をブログ見たぞ

 

 

「いや、あのね、、今日ベルギーに着いて初めて電車に乗ったんですよ!それに切符買う所なくて、着いた駅で買うと思ったんですよねっ」

 

 「じゃあここで買ってね、15.8ユーロね」

「え、二駅だけで?」

 

明らかに僕が悪いので渋々払う。

いや、2100円って高すぎね。これなら安宿泊まれるのにーー!!

 どんだけ節約してきたと思ってんだよー!

 

はあ…

 

 

 

 

落ち込みながら空港に着いた。

 

空港は野宿に最適だ。

キレイで、それにいて安全だ。空港は安全を保つために、常に監視員が見張っている。ミリタリー服を着ている軍人が、1mくらいのショットガンを持ちながら24時間巡回している。その状況で盗みなどできないだろう。

 

 空港泊という言葉もある。海外には空港泊に特化したサイトも有る。

 

www.sleepinginairports.net

 

 ここに、電源があるか、どこで寝ることができるかなど細かな情報書いてある。

 

 

正直、24時間空いているかが確認できれば空港泊はできるが。

 

 

 

 

個室のトイレが有ったので、シャンプーで髪を洗う。

水洗いばかりで、シャンプーは数日ぶりで凄いスッキリした。

 

 

 

ああ、このために2100円払ったのか。

 

 

 

 

 

 

空港泊の人は数人いたので、その人達の近くで寝る。

 

 

やっぱ室内がいいわ。

 

 

この日は安心して眠れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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穏やかな時間

8/22、ここはロンドンの公園のベンチ。そして朝の6時。

 

 

 

 

離れたベンチに寝袋で寝ていた人がいたので、安心して寝れた。

でも睡眠時間は6時間ほど。でも前日の睡眠不足を引きずっていて凄い眠い。

 

ただ6時以降になると、おじいちゃんおばあちゃんの散歩やマラソン中の大人の好奇の目に晒される。

それは恥ずかしいので、撤退!

 

 

 

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曇り空のロンドンをカフェを探すために歩く。

 

 

 

 

 

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コスタに入る。僕はコスタが大好きだ。wifi、電源とトイレすべてが揃っている。

 

バックパッカーにとっての3種の神器で的な存在かもしれない。

 

 

 

 

ちなみに!

コスタはイギリス生まれのコーヒーチェーン店で、イギリス全土に2000店舗あります。それに比べてスタバは800店舗程。ただブラックコーヒーの値段は、コスタが2ポンドスタバが1.6ポンドと、スタバのほうがお安いです。(1ポンド=約140円)

 

ただロンドンのスタバは少し狭いので、コスタがおすすめです!

 

 

 

 

 

コスタを出たあと、あてもなく歩く。

 

 

 

もうロンドンは満喫したかな-

 

 

 

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野菜補給しないとね!

 

 

 

 

 

テムズ川に着き、公園に来た。

 

 

 

 

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観光客や家族連れ、バスキングの人で溢れている。

 

 

 

ベンチに座り、パンにハムとチーズをはさみ食べる。

そして甘酸っぱいプラムを食べる。うるさくない賑やかな時間が流れている。

 

 

 

 

 

 

なにこれ最高

 

 

 

せわしなく名所を周るより、こういう時間のほうが好きだな。

 

ロンドンは人が多い。実際に訪れてみてロンドンがあまり好きではなくなっていた。

 

 

 

ただこの時間が、ロンドンっていいな、と思わせてくれた。

 

 

 

 

 

食後に英語の勉強をしていたら睡魔が襲ってきた。

 

 

 

芝生で寝るか、折角マットもあるし。みんな寝てるし。

盗みが怖いけど、ワイヤーを巻いていけば大丈夫か。

 

 

 

 

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起きたら2時間寝ていた。芝生の上で熟睡するとは思わなかった。

あの東洋人、マジ寝してるよ~と言われていたに違いない。

 

 

 

 

 

 

 

起きたら、またカフェに行きブログを書く。

 

 

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観光名所回っていると、日本人がかならずいる。

ただの観光客なのでみんな小綺麗な格好をしている。

こういう時、劣等感に襲われる。

 

あと大学生カップルにたまにすれ違うときが、かなりきつい。

日本でもカップルとすれ違う時劣等感を感じるのだが、イギリスに旅行に来ているカップルの時はかなりやばい。いやおしゃれすぎるでしょ!服装も旅行先の選ぶセンスも…

 

 

 

 

 

 

 

やべっ、卑屈になってしまった

 

一人旅してると卑屈さが増すなあ

 

 

 

 

 

 

 

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 ミュージカルは20ポンド以上するチケットしか残っていなかったので、見るのを諦めた。

 

 

 

 

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辺りが暗くなると、お世話になっているコンサートホールに入る。

 

ここのトイレでの、手を洗う水は熱湯なのだ。

普通に手を洗う時は、あづっ!!!となるのだが、髪を洗う温度に適している。

 

 

 

 

人が来ないうちに、頭を突っ込んで髪を洗う。

 

 

 

 

 

 

 

 

明日はバスでベルギーに行く。

ベルギーって何があるのかな。

 

 

まあ寝るか。公園のベンチにマットを敷いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ニートのような一日だった

 

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興奮冷めやらぬ

8/21、ここはロンドンのとある飲食店の前

 

最初は公園に寝ていたが雨が降ってきたので、眠い目をこすりながら歩いて見つけた屋根のある所に逃げ込む。

 

 

 

 

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こんなところです

 

 

 

掃除のおばちゃんや搬入のおっさんが凄いうるさい。声や寒さで1時間おきに起きてしまった。

もうちょっと静かに仕事しようよ、と思うが起こされなかったってことは気の優しい人たちなのだろう。

 

ちなみに高いマットのお陰で寝心地は最高だ。

 

 

 

感謝の気持ちを込めて寝床にお辞儀をする。

よし、行こうか。

 

 

 

 

 

二日目のロンドンは雨模様だった

 

 

 

 

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駅前まで歩くとスタバが6:30からやっていたので入る。

 

 

 

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熱いブラックコーヒーをすすりながら、情報収集をする。

 

 

 

主要な場所は巡ったからどうしよう、

ナショナル・ギャラリーは質の高い展示品が多く世界中の人々が訪れるらしい。

昨日は若干嫌な気持ちになったけど、趣味は美術館巡りですって言いたいから行ってみるか!

 

 

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ナショナル・ギャラリーは10時からなので、トラファルガー広場で1時間ほど時間を潰す。

 

 

テスコ(ヨーロッパにある激安スーパー)で買ったパンとハムとチーズを組み合わせて、朝食を食べる。

 

 

スケッチするか…

 

建築学生っぽくナショナル・ギャラリーをスケッチした。

30分掛けて入り口しか書けず諦めた。意匠系向いてないわ…

 

 

 

 

 

10時になったので、中に入る。よし今日はポンド硬化を持ってきたぞ。

 

昨日と同じく荷物検査の係員に見せる。

 

「後ろのバック大きいから駅のクロークの預けてきて」

「え、でも昨日預けられるって聞い…」

「ごめんね、ムリなものはムリだから、出口はあっちね」

 

 

まじかよ…

 

 

流石にこのまま帰るのは謎だ

出口を行くと見せかけて地下のクロークに行こう!

 

 

ささっと小走りで駆け抜ける。

 

クロークのお姉さんが「Wao! nice bag」と若干引いていたが、受け取ってくれた。

 ほら大丈夫じゃん。

 

 

館内はとてつもなく広かった

 

 

美術館ってこんな広いのか。

建築課題で訪れた国立新美術館とは比べ物にならないな。

 

 

沢山の展示物を流し見していき、ふと目に止まった作品をじっと見る。

美術館の楽しみ方ってこれで合ってるのかな。

 

 

 

ある作品の前で人集りができていた。

ゴッホのひまわりだ。

 

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ゴッホは死後に評価された画家として有名だ。生前は見向きもされず死後にちやほやされるのは、どうなんだろう。

この絵画を見つめながら背景を見つけようとするが無理だった。

 

 

オランダでも見に行くから待っててゴッホさん。

 

 

 

 

外に出ると、沢山の観光客がいた。

 

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日本には定着していませんがバスキングという行為で、パフォーマンスをしてお客さんからお金を投げ入れてもらいます。これはピカチュウ

 

 

 

 

なんか疲れたな…

 

野宿での寝不足もあるし、係員が優しくないので精神的に疲れた。

あと荷物検査の時、バッグに入ってる一斤のパンを出す時凄く惨めです笑

 

 

 

前の広場で休憩していると、ふと優しい歌声が聞こえてくる。

20歳前半の女の人が、ギターを持ち歌っている。黒いブーツの足先に小さな楽器をつけ、リズムに合わせて鈴のような音を奏でている。

 なんというかきれいで、そして透き通る歌声は心に響いた。

 

 

 

バスキングにお金を入れる時、若干目立って嫌なのであまり入れたことはない。

 

 

 

 

 

でも、入れるか

 

 

 

 

チャリーン

 

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よし、今日も頑張ろう

 

 

ナショナル・ギャラリーの後ろには沢山のミュージカルの劇場がある。

イギリスはミュージカルが盛んである。

 

ミュージカルが好きな僕としては、楽しみにしていた。

 

 

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「一番安いチケットください!」

「42ND streetの15ポンドですね」

 

 

 

 

 

 

安っっ!!

 

2250円、東京で見たら5000円位するんじゃなかったっけ

 

「買います!!」

 

 

 

 

 

公演は19:30からか…

ハリー・ポッターの駅でも行くか

 

 

 

 

曇り空の街を歩いた

 

 

 

 

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225円のコーラ。高い!

 

 

 

 

 

 

 

途中に大英博物館があった。

 

 

 

また荷物検査か、ここにはクロークあるのかな

 

 

 

近くにいた背の高い作業員に聞いてみよう。

 

「ここにクロークあります」

「クローズは何時くらいだよ」

「いやクローズじゃなくてクローク…」

 

「どうしたんだ」と肌の黒いおっちゃん作業員が寄ってくる。

「大きいバッグ2つ持ってて預け…」

「カメラぶら下げて~~~~~ワッハッハ!!」なんか笑われた。

 

「バックがでかいから!これで行けるかな!?」

「たぶん、大丈夫だと思うよ。try ! try !」

 

「わかった、サンキュー!」

「謝謝」

「謝謝じゃねーわ!」

 

 

 

 

 

思わず日本語で突っ込んでしまった…まあいいか

 

 

 

で、気がついたが隣に大きいバッグは駅のクロークに預けてねという看板が。

 

 

 

適当すぎるぞ、あのおっちゃんたち…笑

 

 

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建物自体が湾曲した形で並んでいる

 

 

 

 

 

 

キングクロス駅についた

 

 

 

 

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「さあいきますよ 3.2.1   jump!!!」

 

 

 

 

 

 

みんな写真が取りたいのか、後ろには長い列ができていた。

ハリーポッターにあまり興味が無いので、写真をパシャパシャと撮りすぐに出る。

 

 

 

 

 

 

 

コスタというコーヒーチェーン店で休憩をして、電車で劇場がある駅まで戻った。

 

 

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公演の30分前には着き、劇場内に入る。当然バックパッカーは自分以外いない。

 

 

 

19:30になり幕が上がる。

 

 

 

 

タップダンスをメインとしたミュージカルで、20人程が同時にタップダンスをする。

 

 

す、すごい!!

 

 

みんなで合わせていたコミカルな動きが、突然一人ひとり様々の動作に変わる。

 

劇中何度もあるクライマックスが終わると、観客たちが盛り上がる。

 

 

 

早口な英語で全くストーリーが読めず、ねておきて寝て起きてを繰り返した。

 

 

 

 

 

寝不足で寝てしまったが、ロンドンに来たらミュージカルおすすめです、。

英語がわからなくても楽しめます!

 

 

 

 

 

 

 

外に出ると、辺りは暗くなっていた。

 

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とあるコンサートホールのトイレで、髪を洗い濡らしたタオルで体を拭く。

 

 

 

 

 

 

公園のベンチにマットを敷き、寝袋に入る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日もミュージカル見るか

 

 

 

 

 

 

 

 

ミュージカルでみた光景を思い出していたら、すぐに眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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