食って大事だよね
8/24、ここはブリュッセル国際空港の飲食店の前。
室内で寝るのってこんな安心できるのか。
できるだけ空港泊しようか。
朝早く誰も動いていなかったので空港のトイレで洋服で手洗いした。
もし誰か入ってきたらどんな顔すれば良いんだろうと、ヒヤヒヤしていたが幸いにも誰も入ってこなかった。
1時間位の洗濯を済ませて、速乾タオルで脱水をしてバックに入れる。
水分で重いな…
そろそろ行くか、
ブリュッセルの空は薄暗く
これから太陽が昇るところだった。
バスで中心地まで出る。3ユーロで。
くそっ、何だよ昨日の15.8ユーロって(まだ根に持ってる
ベルギーは九州程の大きさの国で、美食の国として知られている。
有名な食べ物は、フリッツと呼ばれるフライドポテト、ビール、ムール貝、ワッフル、チョコなどがあるらしい。
よし!全部食べるぞー!
完全に貧乏旅というテーマを忘れる。仕方ないよねっ。
まだ8時位なので、カフェに入る。流石、ベルギーの人はワッフルを朝食として食べていた。
1時間ほど休憩をしたカフェを出て、ブリュッセルを練り歩く。
漫画やアニメのお店がたくさんある。
途中で2ユーロのワッフルを買い、歩いていると広場に沢山の観光客が。
何があるんだろう、とりあえず行ってみるか。
す、凄い!!!!
ここは世界遺産のグラン・プラス。世界で一番美しい広場と言われている。
広場を囲むように、壮大な建物が取っている。
とりあえず、凄いしか言えなかった。日本にはない光景をみて興奮する。
建物の装飾が細かく、ひとつ一つ丁寧に形作られている。
そして写真タイムへ。
いい写真でしょ
一人で旅行している時ってどうやって写真取ってるんだろう。
とりあえず、地面においてセルフタイマーで取ってるけど、上の写真みたいにカメラが死角になる時とかすごい心配。誰かがシャッ!っと持っていきそうで。
この写真撮って戻ろうとしたら、おじさんが地面に置いてあるカメラをガン見してて必死の形相で取りに行ったし。
縁に腰を下ろし、さっき買ったワッフルを食べる。
うん、うまい!
ワッフル自体は甘すぎず、チョコレートで旨味を増している。
オープンテラスのお店が山ほどある。
街の中を歩いていると、列のできたフリッツ屋が。
ここで買ってみるか、。
3.5ユーロでマヨネーズ付きで購入。上に乗ってるのは、クリームじゃなくでマヨネーズね。
これもほくほくで美味しかった!
美味しさの秘密は2度揚げかららしい。なので外はカリッとしていて、中は柔らか。
食感が2種類あるのと、マヨネーズのお陰で味が変わるので飽きずに最後まで食べることができた。ソースなかったら飽きて食べきれないな、うん。
見たい建築がブリュッセルに有るので、1時間ほど歩く。
バスに乗っても良いんだけど、街の雰囲気をつかみたいので初めて行くところは歩くようにしている。帰りは電車だ。
でも歩くの疲れるわ。
ブリュッセルの町並みを見ながら歩いていると、お目当ての建築は住宅街にひっそりと建っていた。
オルタ邸だ。
この建築は建築家ヴィクトル・オルタの主な都市邸宅群として世界遺産に登録されている4つのうちの一つだ。
ここで建築のお勉強
ブリュッセルの建物はアール・ヌーボー様式で作られている物が多い。
様式ってスタイルのことね
アール・ヌーボー様式とは19世紀末から20世紀初めにフランスなどのヨーロッパで流行した様式である。
そして花や蔦などの植物や昆虫を模した装飾が特徴である。
有名なので言うと、ガウディのサグラダファミリアもアール・ヌーボーで作られています。
植物や昆虫をモチーフにしているので、イギリスの町並みと比べると、ブリュッセルは優しい雰囲気を感じたんですねー。
はい、全部ネット情報です。勉強します。
4つの内、このオルタ邸だけは室内に入ることができる。コイン式のロッカーにバックパックを入れて、5ユーロを観覧料として払い中に入る。
室内の装飾は丁寧に作られていた。
自分の語彙力のなさが嫌になるが、とりあえず凄かった。
てかオルタさん、絶対日本に影響されてない!?
障子や畳、絵巻物があった。全部洋風だけど笑
建築興味ない方でも楽しめると思います。
あと日本人の方も結構いました。
他の三つは外観しか見れないので、トラムに乗って中心地に戻る。
中心地ではまだやることが有った。
ムール貝を食べること。
ムール貝とフリッツとビールで15ユーロのところを見つけたので、店内に入る。
まず、ビールが来た。そして一口。
うまっっ!!
声に出して言ってしまった、周りの人苦笑い。
一日中歩き回ったおかげ、ビールが何倍もうまく感じるぜ
ムール貝も最高に美味しかったです、はい。
ビール4杯はいける気もするが、1杯で止めてお勘定。
もうベルギー大好き!
若干酔いが回った体を起こし、ベルギーで有名なものを見に行く。
写真パシャパシャ。
ブリュッセルを歩き回ったが、野宿できそうな場所はなかった。
また空港行くか。
中心地から空港までのバスがなかったので、電車で戻る。
値段は11.8ユーロ。相変わらずたけえな。
でも今日は払っちゃうよ、気分いいから!
空港に戻り、昨日と同じ寝場所に行く。昨日隣に寝ていた人たちはまた同じところで寝ていた。
なんだ、空港のホームレスか。まあ、俺もホームレスみたいなもんか。
おやすみ、空港内の明るい照明を遮るように寝袋をかぶった。
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