路地裏で楽しむ
9/17、ここはリトアニアの首都、ビリニュスのホステルの中。
5ユーロホステルという所に泊まっている。
名の通り5ユーロで泊まることができる。
今回は週末料金ということで1000円近く取られているが。
ベットから出てラウンジで朝食を食べながら情報収集をした。
この旅はあと2日で終わる。
なので今日くらいはお金を使おう。
リトアニアは何が有名なのだろう。
ジャガイモ料理か。
値段もリーズナブルらしいし、今日はスーパーでなく外食するか。
チェックアウトをして、4階から階段で降りる。
ちなみにリトアニアの階段の幅がバラバラすぎて面白い。
足が収まる大きさや、つま先しか乗せられない階段がある。
もー建築基準法引っかかっちゃうよっ!!
しっかりしてよねっ!!
外に出ると
いつも通り曇り空だった。
今日はお金を使うので、スーパーの前のATMでキャッシングをする。
よく見ると日付が違う…なぜだ?
高くね!?
10ユーロが1400円なんて高すぎるよ…
レートアプリで見ると1ユーロ130円になっていた。
現地の人は10ユーロは1000円感覚なんだろうな。
少し落ち込みながら、バスターミナルの荷物預かり場所でバックパックを預かってもらう。
一日1ユーロだった。これは安いな。
歩いていたら地元のレストランを見つけたので入ってみる。
外装を撮り忘れる失態
レストランに入るとテーブル席はお客さんで埋まっていた。
僕は一人なのでカウンターへと座る。
黒いエプロンを付けた金髪の女の子が一人でせわしなく店内を駆け回っている。
ホール1人かー。このお客さんの人数で大変そうだな。
注文するタイミングを伺っていると、英語のメニューを持ってきてくれた。
英語のメニューで読めるものは、たいてい他の国で食べれる。
せっかくだから地元の料理が食べたいな。
この位のお金で伝統料理が食べたい!と言うとすぐに持ってきてくれた。
もちろんビール!
やすい、と思う
2つとも美味しい!!
値段もそれぞれ100円ほど。
これ3つずつ食べれるわ。
それにビールに合うなあ。
12時なのに飲んでいます。
日本だとダメ人間感が出るが、ヨーロッパ人は昼からビールを平気で飲んでいる。
郷に入れば郷に従えということで。
思ったよりお金が余ったのでおかわりしようと思ったが、まだアルバイトの子は店内を駆け回っていた。
まあ街で食べ歩きでもすればいいか。
バイトで忙しい時、ちょっとした変化があると気が紛れて、気持が楽になることがある。
頑張っている人は応援がしたい。
そんな気持ちを込めて、レシートで鶴を作ってテーブルに置いておいた。
てかブラックバイトじゃね?僕ならバックレそう。
もっと大きいの作ればよかった…気付かずに捨てられそう
リトアニアにあまりない教会。
路地裏を歩いていると
こじんまりとした琥珀のお店を見つけた。
中では若者が一人だけで働いていた。
なので至る所に琥珀のお店がある。
でも外観に興味を惹かれたので入ってみることに。
若者に聞くと商品全てハンドメイドだそうだ。
これは買うしかない!!
自分へのお土産として購入した。
買っている時に音楽が流れてきた。
その音楽につられて小さく踊りだした。
「あっ、ごめん、この曲を聞くと体が勝手に踊りだすんだ」
いいな~
働いている時にそんな心に余裕を持ちたいよ。
日本ではお金を払う側、客は神様と扱われる。
それを客は分かっているので、神様だぞという感じで接する客がいる。
本当にこの認識は間違っていると思う。
まず第一に店員と客は需要と供給の関係にある。お金を払われないと店側は困るが、それと同時に商品を買えなくなれば客が困る。
お互いに支え合って成り立っているのだ。
なので客が上の立場なんておかしな話だ。
まず客も店員も、同じ人間であることを理解してほしい。
帰国後、UNIQLOへ行った時接客が丁寧すぎて違和感を覚えた。それ以降バイトでお客様と呼ばないようにしている。
この勢いで書いていったらレポートかけそう。
お土産を買った後、街ぶらを楽しんだ。
このボリューム感で200円。若い店員さんのwhere are you from?の言い方が可愛すぎてドキッとした。今度真似して外国人に言ってみよ。
一週間前、野宿スポットが見つからず涙目で何度も歩いた思い出深い道。
チョコのお土産。表参道に進出している。なのにまずい。大人過ぎる味。
一通り楽しんだので
まだ16時だが、空港に向かおうと思う。
明日のフライトのために今日は空港泊だ。
電車で2ユーロで行けるらしいんだけど、最後だし歩いていくか。
重いバックパックとサブバックを背負いながら30分程かけて空港へと歩いた。
流石に疲れるので休憩もしつつ
ビルニュス空港についた。
ここにいれば後は飛行機に乗って日本へ帰るだけだ。
寝床とするベンチに座ってパンを食べたりKindleで本を読んで時間を潰した。
23時近くになるとiphoneをスリープモードにする。
そして久々の寝袋に入り夜を越した。
あとこの日記も1日分。
日本にいるのに旅が終わる寂しさを感じます。