空港は良いところ
8/23、ここはロンドンの公園内。
昨日の夜、黒人がウロウロしていて怖かったが、貧困層はイギリスに住めないと思ってぐっすり寝れた。
今朝は晴れていて、気持ちの良い目覚めであった。
周りの芝生が濡れている。雨が夜通し降っていたようだった。寝袋を木々の下に敷いていたので、雨はしのげたようだ。
ありがとね。
朝日に照らされたビッグベン。黄金に輝いている様に見える。
晴れている朝は気持ちがいい。テムズ川沿いを散歩をする。ロンドンでは老若男女マラソンをしている。よく追い越された。
オフィス街のスタバに入る。
僕「ブラックコーヒーで」
男性店員「はい、1.6ポンドです。あちらでお待ち下さい
ねえ、このBGM僕な好きな曲だ、一緒に踊ろうよ!」
でコーヒーを作った女性店員が踊りながら持ってきた。
思わず笑顔で受け取ってしまう。
これがイメージしてたやつだ。
最後のロンドンでいいものが見れた。
スタバを出ると、お土産屋に入った。
なんでお土産屋の店員は、中東系なんだろう。
若干、嘘くさくて躊躇するが記念なので何か買っておこう。
小さなものを買い、外に出る。
この辺からトイレに行きたくなる。
イギリスはトイレが自由に使えない。と言うより、トイレがない。
公衆トイレや駅にもないし、お店のトイレにはロックがかかっている。商品を買えばピンコードを教えてくれるのだが、節約のため買いたくない。買ってもトイレが故障中ということがしょっちゅうあるので、ギャンブル性がある。
やばい、どうしよう
もう一時間以上歩いているのに見つからない。ネットがあればすぐ見つかると思うが、wifiがない。
バッキンガム宮殿辺りにつくと、もうトイレという概念を忘れようとしていた。
落ち着け、トイレなんて存在は元からなかったんだと暗示をかけて歩き回り、結局カフェに入る。
トイレありました-
ベルギーの情報を集める。
ほうほう、美食の国なのか。これは楽しみ。
国を知るには、その国の名物を食べることが一番手っ取り早いと、どこかのブログでみた。
イギリスで散々節約したんだ。少しくらい贅沢させてもらうぜ。
結構楽しみだ!
10キロほどの荷物。マジで重いっす。
混んでいるお店に入れないし、ジロジロ見られる。
でも世界一周している人はもっと重い荷物背負ってるんだろうな。観光地とかどうしてるんだろう。
バスターミナルに着く。
イギリスは乳製品が安い(1ポンド=140円
バスは50分程遅れてやってきた。
このバスはイギリス・ロンドンからベルギー・ブリュッセルまでの8時間程。
日本で予約して19ユーロでした。(1ユーロ=130円
めちゃ安い。だってイギリスとフランスの間のドーバー海峡をフェリーで渡ろうとすると確か3~4000円する。
てか8時間も走って2500円って安いよね。海まで超えるのに。
バスは快適そのもの。しかも2階建て。
夜の11時にブリュッセルに着くと、とりあえず駅に向かう。
ブリュッセル北駅だ。
ここの駅はもの凄く怖かった。
何が怖いって、大勢の黒人がたむろしている。ベンチとか床が黒人で埋まっている。
いや勿論肌の色で差別したくないよ。でもさ深夜の駅で集まってる姿見ちゃうとやっぱりビビるよね。
あの光景を見てしまったので野宿どころではない。
ちびりかけたので、電車でブリュッセル空港に向かう。
駅の案内に英語がなくなった。
ベルギーの公用語は、何語なのかしら。
フランス語、オランダ語、ドイツ語の3つらしい。
異なる言語が一つの国で使われると、統一性とかなくならないのかな。
ともあれ、駅の表示が読めない。
改札が無いしよくわからなかったので切符も買わず、それっぽい電車に乗ってみる。
空港までは2駅だ。すぐ着くだろう。
車内に乗り、景色を見ていると車掌さんがやってくる。
「チケット見せて」
「え、無いです」
車掌の顔が曇る。
やばいこの流れで罰金を食らってる人をブログ見たぞ
「いや、あのね、、今日ベルギーに着いて初めて電車に乗ったんですよ!それに切符買う所なくて、着いた駅で買うと思ったんですよねっ」
「じゃあここで買ってね、15.8ユーロね」
「え、二駅だけで?」
明らかに僕が悪いので渋々払う。
いや、2100円って高すぎね。これなら安宿泊まれるのにーー!!
どんだけ節約してきたと思ってんだよー!
はあ…
落ち込みながら空港に着いた。
空港は野宿に最適だ。
キレイで、それにいて安全だ。空港は安全を保つために、常に監視員が見張っている。ミリタリー服を着ている軍人が、1mくらいのショットガンを持ちながら24時間巡回している。その状況で盗みなどできないだろう。
空港泊という言葉もある。海外には空港泊に特化したサイトも有る。
ここに、電源があるか、どこで寝ることができるかなど細かな情報書いてある。
正直、24時間空いているかが確認できれば空港泊はできるが。
個室のトイレが有ったので、シャンプーで髪を洗う。
水洗いばかりで、シャンプーは数日ぶりで凄いスッキリした。
ああ、このために2100円払ったのか。
空港泊の人は数人いたので、その人達の近くで寝る。
やっぱ室内がいいわ。
この日は安心して眠れた。
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穏やかな時間
8/22、ここはロンドンの公園のベンチ。そして朝の6時。
離れたベンチに寝袋で寝ていた人がいたので、安心して寝れた。
でも睡眠時間は6時間ほど。でも前日の睡眠不足を引きずっていて凄い眠い。
ただ6時以降になると、おじいちゃんおばあちゃんの散歩やマラソン中の大人の好奇の目に晒される。
それは恥ずかしいので、撤退!
曇り空のロンドンをカフェを探すために歩く。
コスタに入る。僕はコスタが大好きだ。wifi、電源とトイレすべてが揃っている。
バックパッカーにとっての3種の神器で的な存在かもしれない。
ちなみに!
コスタはイギリス生まれのコーヒーチェーン店で、イギリス全土に2000店舗あります。それに比べてスタバは800店舗程。ただブラックコーヒーの値段は、コスタが2ポンドスタバが1.6ポンドと、スタバのほうがお安いです。(1ポンド=約140円)
ただロンドンのスタバは少し狭いので、コスタがおすすめです!
コスタを出たあと、あてもなく歩く。
もうロンドンは満喫したかな-
野菜補給しないとね!
テムズ川に着き、公園に来た。
観光客や家族連れ、バスキングの人で溢れている。
ベンチに座り、パンにハムとチーズをはさみ食べる。
そして甘酸っぱいプラムを食べる。うるさくない賑やかな時間が流れている。
なにこれ最高
せわしなく名所を周るより、こういう時間のほうが好きだな。
ロンドンは人が多い。実際に訪れてみてロンドンがあまり好きではなくなっていた。
ただこの時間が、ロンドンっていいな、と思わせてくれた。
食後に英語の勉強をしていたら睡魔が襲ってきた。
芝生で寝るか、折角マットもあるし。みんな寝てるし。
盗みが怖いけど、ワイヤーを巻いていけば大丈夫か。
起きたら2時間寝ていた。芝生の上で熟睡するとは思わなかった。
あの東洋人、マジ寝してるよ~と言われていたに違いない。
起きたら、またカフェに行きブログを書く。
観光名所回っていると、日本人がかならずいる。
ただの観光客なのでみんな小綺麗な格好をしている。
こういう時、劣等感に襲われる。
あと大学生カップルにたまにすれ違うときが、かなりきつい。
日本でもカップルとすれ違う時劣等感を感じるのだが、イギリスに旅行に来ているカップルの時はかなりやばい。いやおしゃれすぎるでしょ!服装も旅行先の選ぶセンスも…
やべっ、卑屈になってしまった
一人旅してると卑屈さが増すなあ
ミュージカルは20ポンド以上するチケットしか残っていなかったので、見るのを諦めた。
辺りが暗くなると、お世話になっているコンサートホールに入る。
ここのトイレでの、手を洗う水は熱湯なのだ。
普通に手を洗う時は、あづっ!!!となるのだが、髪を洗う温度に適している。
人が来ないうちに、頭を突っ込んで髪を洗う。
明日はバスでベルギーに行く。
ベルギーって何があるのかな。
まあ寝るか。公園のベンチにマットを敷いた。
ニートのような一日だった
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興奮冷めやらぬ
8/21、ここはロンドンのとある飲食店の前
最初は公園に寝ていたが雨が降ってきたので、眠い目をこすりながら歩いて見つけた屋根のある所に逃げ込む。
こんなところです
掃除のおばちゃんや搬入のおっさんが凄いうるさい。声や寒さで1時間おきに起きてしまった。
もうちょっと静かに仕事しようよ、と思うが起こされなかったってことは気の優しい人たちなのだろう。
ちなみに高いマットのお陰で寝心地は最高だ。
感謝の気持ちを込めて寝床にお辞儀をする。
よし、行こうか。
二日目のロンドンは雨模様だった
駅前まで歩くとスタバが6:30からやっていたので入る。
熱いブラックコーヒーをすすりながら、情報収集をする。
主要な場所は巡ったからどうしよう、
ナショナル・ギャラリーは質の高い展示品が多く世界中の人々が訪れるらしい。
昨日は若干嫌な気持ちになったけど、趣味は美術館巡りですって言いたいから行ってみるか!
ナショナル・ギャラリーは10時からなので、トラファルガー広場で1時間ほど時間を潰す。
テスコ(ヨーロッパにある激安スーパー)で買ったパンとハムとチーズを組み合わせて、朝食を食べる。
スケッチするか…
建築学生っぽくナショナル・ギャラリーをスケッチした。
30分掛けて入り口しか書けず諦めた。意匠系向いてないわ…
10時になったので、中に入る。よし今日はポンド硬化を持ってきたぞ。
昨日と同じく荷物検査の係員に見せる。
「後ろのバック大きいから駅のクロークの預けてきて」
「え、でも昨日預けられるって聞い…」
「ごめんね、ムリなものはムリだから、出口はあっちね」
まじかよ…
流石にこのまま帰るのは謎だ
出口を行くと見せかけて地下のクロークに行こう!
ささっと小走りで駆け抜ける。
クロークのお姉さんが「Wao! nice bag」と若干引いていたが、受け取ってくれた。
ほら大丈夫じゃん。
館内はとてつもなく広かった
美術館ってこんな広いのか。
建築課題で訪れた国立新美術館とは比べ物にならないな。
沢山の展示物を流し見していき、ふと目に止まった作品をじっと見る。
美術館の楽しみ方ってこれで合ってるのかな。
ある作品の前で人集りができていた。
ゴッホのひまわりだ。
ゴッホは死後に評価された画家として有名だ。生前は見向きもされず死後にちやほやされるのは、どうなんだろう。
この絵画を見つめながら背景を見つけようとするが無理だった。
オランダでも見に行くから待っててゴッホさん。
外に出ると、沢山の観光客がいた。
日本には定着していませんがバスキングという行為で、パフォーマンスをしてお客さんからお金を投げ入れてもらいます。これはピカチュウ。
なんか疲れたな…
野宿での寝不足もあるし、係員が優しくないので精神的に疲れた。
あと荷物検査の時、バッグに入ってる一斤のパンを出す時凄く惨めです笑
前の広場で休憩していると、ふと優しい歌声が聞こえてくる。
20歳前半の女の人が、ギターを持ち歌っている。黒いブーツの足先に小さな楽器をつけ、リズムに合わせて鈴のような音を奏でている。
なんというかきれいで、そして透き通る歌声は心に響いた。
バスキングにお金を入れる時、若干目立って嫌なのであまり入れたことはない。
でも、入れるか
チャリーン
よし、今日も頑張ろう
ナショナル・ギャラリーの後ろには沢山のミュージカルの劇場がある。
イギリスはミュージカルが盛んである。
ミュージカルが好きな僕としては、楽しみにしていた。
「一番安いチケットください!」
「42ND streetの15ポンドですね」
安っっ!!
2250円、東京で見たら5000円位するんじゃなかったっけ
「買います!!」
公演は19:30からか…
ハリー・ポッターの駅でも行くか
曇り空の街を歩いた
225円のコーラ。高い!
途中に大英博物館があった。
また荷物検査か、ここにはクロークあるのかな
近くにいた背の高い作業員に聞いてみよう。
「ここにクロークあります」
「クローズは何時くらいだよ」
「いやクローズじゃなくてクローク…」
「どうしたんだ」と肌の黒いおっちゃん作業員が寄ってくる。
「大きいバッグ2つ持ってて預け…」
「カメラぶら下げて~~~~~ワッハッハ!!」なんか笑われた。
「バックがでかいから!これで行けるかな!?」
「たぶん、大丈夫だと思うよ。try ! try !」
「わかった、サンキュー!」
「謝謝」
「謝謝じゃねーわ!」
思わず日本語で突っ込んでしまった…まあいいか
で、気がついたが隣に大きいバッグは駅のクロークに預けてねという看板が。
適当すぎるぞ、あのおっちゃんたち…笑
建物自体が湾曲した形で並んでいる
キングクロス駅についた
「さあいきますよ 3.2.1 jump!!!」
みんな写真が取りたいのか、後ろには長い列ができていた。
ハリーポッターにあまり興味が無いので、写真をパシャパシャと撮りすぐに出る。
コスタというコーヒーチェーン店で休憩をして、電車で劇場がある駅まで戻った。
公演の30分前には着き、劇場内に入る。当然バックパッカーは自分以外いない。
19:30になり幕が上がる。
タップダンスをメインとしたミュージカルで、20人程が同時にタップダンスをする。
す、すごい!!
みんなで合わせていたコミカルな動きが、突然一人ひとり様々の動作に変わる。
劇中何度もあるクライマックスが終わると、観客たちが盛り上がる。
早口な英語で全くストーリーが読めず、ねておきて寝て起きてを繰り返した。
寝不足で寝てしまったが、ロンドンに来たらミュージカルおすすめです、。
英語がわからなくても楽しめます!
外に出ると、辺りは暗くなっていた。
とあるコンサートホールのトイレで、髪を洗い濡らしたタオルで体を拭く。
公園のベンチにマットを敷き、寝袋に入る。
明日もミュージカル見るか
ミュージカルでみた光景を思い出していたら、すぐに眠りについた。
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肌寒いロンドン
8/20、ヒースロー空港の入国審査ゲートに並んでいる。
ロンドン行きのチケットを買った後に、イギリスの入国審査は世界一厳しいと知った。イギリスの通貨は他の国と比べて価値が高いので、他国民が永住を狙いにくる。それを止めるために入国審査がとても厳しいのだ。そして日本人に対しても厳しく対応するので実際に入国拒否をされ強制帰国する人もいる。
実際に強制帰国した人のブログを読み返して列に並んでいたら、遂に呼ばれた。
「Next please!!」
ゲートにいたのは20代の金髪のお姉さんだ。
両隣の屈強な男の審査員でなくてよかった…と安堵する。
された質問と答えたことを全部書きますね。
なんでイギリスにきたの?
ー観光です。
どのくらい滞在するの?
ー4日です。
イギリスのどこに行くの?
ーバッキンガム宮殿やナショナル・ギャラリーです。
宿は決まってるの?
ー朝に着くと知っていたのでインフォメーションで決めようと思います。(本当は野宿)
所持金は?
ー200ユーロです。
クレジットカードの上限は?
ー答えたが、質問と回答が合わないのか英語が伝わらないのかお姉さんを困り顔にさせる。次の質問へ。
預金通帳にはいくら?
ー20万なんだけど英語で何ていうんだっけタハハ(日本語)、と言ったらスッと無言で紙とペンをくれた。やだかっこいい
親からお金は貰った?
ー借りました。
親の職業は?
ー嘘はつかず、定年退職したことを伝えた。
あなたの職業は?
ー学生です、それとバイトも。
何のバイト?
ー中学生に英語や数学を教えています。
イギリスで4日間過ごしたあとは?
ーバスでブリュッセルに行きます。チケット見せてと言われる。
ブリュッセルに来た次は?
ーエストニアまで行き、飛行機に乗ります。チケット見せてと言われる。実際はリトアニアからの飛行機で痛恨のミスをするがお咎めはなし。
イギリスには何度目?
ー1回目です。
パスポートにバン!バン!オーケー、バイバイ
な、長い。
淡々と書いていますが、片言英語で常にテンパりながら答えていました。お姉さんは常に真顔で、私は笑顔で答えていました。英語が堪能な方は5分位で終えていましたが、このときは15分位かかりました。ただお姉さんのバイバイの笑顔で癒されたので許します(何を!?)。
嘘はつかず、チケットを紙にしてロンプラなどで観光地を予習しておいたら問題なく入国できると思います。
いやー預け荷物の寝袋とマットを見られたら終わってたな。
このまま帰ったら飛行機でpcで見た凪のあすからが面白かったしかブログに書けないところだった、と思いながら荷物を探す。
とりあえずバッキンガム宮殿行くか。
クスッとする
日本のスイカみたいなやつ。駅員さんに誘導されて買った。電車賃が最大半額になるらしい。
朝のロンドンは肌寒かった
すごいね、イギリスって。イギリスの街の景観はイメージしたままだった。
時差ボケで眠いのに、地下鉄から地上に出たら思わずテンションが上った。
15分程歩くとバッキンガム宮殿が現れた。観光客、主に韓国人中国人でいっぱいだった。中で徴兵交代式の準備をしていたが、3、4時間待たないとやらないらしい。
ふむふむすごいな…次行くか
特にすることもなく自撮りを楽しんだ後、次の目的地まで歩いた。
下北にあるやつだ!
ザック2つ持ちは疲れたので途中のマックで休憩。コーヒー2ポンド(280円)ホットケーキ2.5ポンド(350円)。思った以上に高い…イギリスで外食は控えよう。
ザックの紐の調節の仕方をyoutubeで見て、ロンドンの情報を集めてから出発。
ウェストミンスター大聖堂
大聖堂内部
ベックベンは実際に見てほしい!建物に圧倒される。
セントポール大聖堂
カフェ休憩を入れつつ
プラムが約70円。原産国のスペインが近いからか凄く安い。
ナショナル・ギャラリー
ナショナル・ギャラリーの入り口では荷物検査をやっていた。肌の黒い係員のところで荷物を見せる。
「その背負ってるバッグ大きいからクロークに預けてね」
「現金持ってないけど預けられます?」と言ったつもりが伝わらない。
「英語喋れる?だからそれをクロークに預けないと入れないの、伝わってる?ちょっと後ろのあなた日本人?この人に伝えてほしいんだけど」
後ろの中国人は困った顔をした。伝わってるから話すタイミングをくれ
僕は「I know」と言って中国人に「sorry」と伝えクロークに急いだ。
結局クロークでは現金が必要で入れず
なんだよ。「(英語が話せなくて)sorry」って悲しいな。
目の前のトラファルガースクエアで数十分凹んだ。
夜になり
野宿スポットを1時間位かけて探し、マットと寝袋を敷いた。
はあ、疲れた…
今日は何キロ歩いただろうか。
小雨が降っている寒いロンドンの公園で、初めての野宿なのに疲れていたからかすぐに寝付けた。
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