やっぱり旅が好き(大学生

華やかではない大学生が世界を旅する

開かない扉の前で

9/14、ここはリトアニア・ビルニュスのキレイなホステルの中。

 

 

 

 

 

 

 

10時に起床してスマホでネットサーフィンをする。

 

 

同室には日本人が二人いて、しゅんさんと院生さんはまだ眠っていた。

 

 

 

予報は曇りと雨だがリトアニアの数少ない世界遺産があるクライペダという街に行ってみようと思う。

 

クライペダには2,3軒のホステルがあったので、少し割高だがBooking.comで2泊分の予約をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

一通り調べ終わると、洗濯をしようと思いトイレに行く。

 

ここのホステルは少し変わっていて、広い部屋に沢山のトイレ、シャワー室、洗面台が並んでいて男女兼用だった。

 

そして洗面台に向かうと、女性とすれ違う。その女性は僕にちょこんと頭を下げて部屋に戻っていった。

 

あ、あの人日本人なのか。

じゃあ、同室にも日本人居るのかな。

 

 

 

 

リトアニア、日本人多っ!!

 

 

 

 

 

確かにネットではバルト三国は女子一人旅におすすめされている記事は何個かある。

その影響もあるのだろうか。

 

でもリトアニアはお金がないと楽しめないと思うよ。

無料で入れる世界遺産がないので必然的にショッピングや食事で楽しむしか無い。

 

 

 

 

 

洗面台の前で洋服を手洗いした。

野宿はするのに、ヘンに几帳面で潔癖の僕はしっかりと手洗いする。

使っていない腕の筋肉はすぐにパンパンになる。

昔は手洗いだったんでしょ。昔の人は根性あるな~。

 

 

なんて思っていると、隣にしゅんさんがきて歯磨きをした。

 

「おはよう」

「おはようございます」

「洋服手洗いするの?」

「はい、節約しないと!」

「一度手洗いしたけど大変で、それ以来コインランドリーでやってるわー」

「いや、僕も疲れた時コインランドリーでやりますよ」

 

 

 

なんて話していると、また隣に院生さんがやってきた。

 

それぞれ洗面台で作業をしながら3人で話す。

 

 

 

 

 

 

 

なんだろうこの安心感

 

 

 

異国の地にやってきた日本人が、昨日会ったばかりなのに安心感を与える。

合宿のようなこの状況は、僕を不思議な感覚にした。

 

 

 

 

 

 

 

部屋に戻るとしゅんさんと僕はチェックアウトのためパッキングをした。

院生さんはまだここに居るようだ。

 

 

 

 

パッキングを終え、院生さんに挨拶をしてチェックアウトをした。

 

 

 

そして二人で駅へ向かう。

 

 

 

 

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リトアニアはさ、ただ通過するだけの国にするつもりだったんだけど。あきらくんのお陰で思い出ができたよ」

「いやぼくもですよ。沢山日本語が話せて楽しかったです!」

 

 

 

 

 

 

駅に着き、次は東京で会う約束をして別れた。

しゅんさんはラトビアに向かうバスを探しに反対方向へ歩いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電車の出発時間ギリギリでチケットは車内で買った。

すると200円ほど増されていたが気にしないでおこう。

 

 

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天気が良くて嬉しいよッ!!

 

 

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僕が好きなキレイな列車に乗り、wifiでネットサーフィンをして朝食を食べているとクライペダに着いた。

 

 

 

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とりあえず中心地まで歩いてみる。

 

 

 

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この街は海に面しているということで、水路や池があった。

あとは銅像が沢山ある。

リトアニアは街中にアートがたくさんある。

 

てか夜に銅像を見たらビビりそう。

 

 

 

 

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街中歩き回っても特にめぼしいものは無かった。

世界遺産があるからそれだけで良いってこと?

 

逆に考えると、海が近くにあって治安の良さそうなので住み心地は良いかな。

 

観光地ではなく住宅地って感じかな。

渋谷ではなく狛江、みたいな。

 

 

 

 

 

歩きすぎて疲れたので、verocafeに寄る。

 

 

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ブログを書いていると、隣りに座った大学生たちは英語で議論していた。

すごいなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログを一本書き終わり、外を見てみると日が暮れていた。

 

食器を店員に渡してホステルに向かった。

 

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ホステルに着いてピンポンを押したが誰も出てこない。

 

扉の張り紙に英語で「着いたらここに電話してね」と書いてあるが、当然日本ではないので電話は出来ない。

 

 

 

 

困ったな…

 

 

 

宿主が不在のホステルなんてあるの?

 

 

ビールとポテチ買ったんだから早く中に入りたい!

 

自転車を固定する鉄の部分に足をかけ、中を覗いてみる。

誰もいない…

ただwifiのパスワードが見えた。これでメールできる!

肉眼ではぼやけて見えなかった。

 

少し考えてミラーレスでwifiのパスワードを撮ってみる。

写真を確認するとはっきりと写っていた。

 

よしっ!

 

探偵気分になりながら宿主にメールをした。

 

 

メールはしたが一向に返信が来ない。

開かないドアの前で体育座りをする。

寒い外の玄関で寂しくスマホをいじっていると宿泊客が部屋の電気をつけた。

人いるのかい!

 

 

ここ開けてくれー!とドア叩くと、その客が気づいて開けてくれた。

 

 

「電話しないとだめだよ―」

「いや、日本でしか使えないんだ」

「なるほどね」

 

 

 

ロビーで待っていると、おそらくここのバイトの女の子がやってきた。

そしてさっきと同じ会話をする。

 

結構謝ってくれたので許すとしよう。

別に怒ってないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

ドミトリーに入ると、8人部屋で7人はドイツ人の仲良しグループ客だった。

 

 

おい、全然落ち着かないんだけど。

お互いに気まずいだろ。

てか人少ないならシングルでも通してよ。

 

これには少し不満だった。

 

 

 

 

さっさとシャワーを浴びて、買ったビールも飲まずに眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりの投稿です。

もう読者はいないと思うのですが、頑張って書きます。

 

ブログを書くのは大変、本当に実感しました。

この記事でも2時間かかっています。

冬休み中に書き終わりたいと思います!

残りのブログもがんばるぞいっ!

 

 

 

 

先日しゅんさんから連絡があって、京都から北海道までバイクで旅するそうです。

僕の影響で野宿しながら行くらしいです。人に影響するって嬉しいな。

安全を願います!