やっぱり旅が好き(大学生

華やかではない大学生が世界を旅する

ベロカフェの恩恵

9/9、ここはリトアニアビリニュスの公園のベンチの上。

 

 

 

 

 

 

 

ポツポツポツ……

 

 

 

 

ん、嫌な音がするぞ?

 

雨の音で目を覚ました。

それは大雨ではない、小雨だ。

 

 

 

 

 

まじか…

 

 

野宿野郎にとって雨は大敵だ。

起き上がって寝袋を触ってみたら、しっとりとしていた。

幸い沢山の葉が、頭上に有ったのでびっしょりとはしていなかった。

 

 

 

寝袋が濡れるとテンション下がる…

 

 

寝袋内にあるiphoneで時刻を確認すると、丁度朝の4時だった。

外はまだ暗い。

 

 

 

 

メガネを装着して、寝ぼけた目で寝袋を乾かすためにマックに向かう。

 

 

 

マックの中はクラブ帰りの若者が溢れていた。

 

何も注文せずに、カウンターの背の高い席2つに寝袋を掛けて、その隣の席で座りながら眠った。

 

 

 

 

 

「ごめんね、クローズなんだ」

 

 

 

黒人の警備員に肩をゆすられ起こされた。

 

 

いや注文せずに1時間もいてごめんなさい。

直ぐに店を出た。

 

 

 

 

外は少しずつ青さを取り戻してきていた。

 

 

適当に歩いて見つけた石段の上に座り、英語の音読をする。

 

 

明るくなってきたので、もう一つのマックに向かってみる。

もうスマホとpcの充電の残りは少なくなっていた。

そろそろ充電しないとまずい。

 

 

 

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坂多いな、疲れた

 

 

 

 

あ、マックが見えてきた!

 

うれしくて泣きそう

 

 

 

コーヒーとパンケーキを注文する。

充電を探してみたら無い。

なぜかwifiもない。

 

なんだよここ…

存在意義あるのか…

 

もう寝てやろう。

うつ伏せでふて寝をした。

 

10分で店員に起こされた。

 

 

 

 

 

もう来ないわ!

 

 

キレながら店を出る。

 

あー眠い。

 

 

 

 

野宿が続くと睡眠不足からかイライラしやすくなります。

野宿する皆さん気をつけましょう。(誰がするんだろう

 

 

 

 

 

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駅のwifiで宿を探す。

今日は土曜日なので、宿は最低でも3000円した。

また野宿かあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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夜明けの門、名前がかっこいい

 

 

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適当に歩いてみる。

今日は特に予定もない。

 

 

カフェはどこかな~

 

と言ってもまだ7時なのでどこも開いていない。

 

 

一店舗だけ見つけた。

VERO CAFEだ。

 

 

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コーヒーとカヌレを頼む。

初めて食べるカヌレは美味しかった。

 

てか、一つだけで頼むものじゃないのかな?

 

 

 

ここには電源、wifiもトイレもあった。

おまけに店員さんの愛想もいい。

 

お気に入りの店になった。

 

 

 

2時間程で出る。

もう少し長居したかったのだが、気を使って店を出た。

「カフェ 滞在時間」で検索したし。

 

 

 

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バッグをワイヤーでくくり、スーパーの中に入る。

スーパーにバックパックで行くと目立つからさ。

 

この2,3mワイヤーのロックがこの旅で大活躍。

野宿旅をするひとは必需品かもしれません。

 

 

菓子パンと野菜を買って、昨日の広場のベンチで食べる。

 

 

 

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パンを食べていると

 

ドイツ人の旅人が話しかけてきた。

 

会話を3往復すると、ハバナイスデイ!と言い去ってしまった。

 

 

もっと話したかったな。

 

 

 

 

 

そのベンチにマットを敷いて、顔を腕で隠し2時間ほど眠った。

 

 

 

 

肩を揺すられ起こされた。

知らない男はソーリーソーリーと言って何処かに行った。

 

人間違えか。でもそんなことある?

 

 

 

また適当に歩いた。

 

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見つけた朝とは違うvero cafeに入った。

ここの店員も愛想が良かった。

 

ここでは、ウクライナの記事を3本も書いた。

コーヒーをおかわりしながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外に出ると

 

辺りは暗くなっていた。

 

 

 

 

 

 

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途中で既製品の野菜を2つも買い、いつもの広場に戻って食べた。

ここの広場はお気に入りだ。

 

 

 

 

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食べ終わると23時まで英語の音読をした。

wifi無いから暇なの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公園に戻り、昨日と同じベンチに寝袋を敷いた。

 

時たま通る人の足音にビビりながら。

 

 

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 これからバイトの面接です。

早くこの旅のお金を返済しなければっ!

 

 

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