パンでない食事
隣に座っていたのウクライナ人の女の子が
僕が降りる場所を教えてくれた。
あと国境でバスでパスポートチェックを何度かした時、毎回起こしてくれて、僕の英語が通じない時には通訳をしてくれた。
ありがとう!
そしてスられるかもとか思ってごめんなさい。
降りる前には少し会話した。
「ウクライナは寒いわよ」
「そうなんだ、ウクライナで一番好きな都市はどこ?」
「…おう、そうか」
前のカップルに挨拶をして、隣の女の子に改めてお礼をしてバスから降りた。
朝焼けのリヴィウは確かに寒かった
まず、朝からネオンが光るカフェに行ってみる。
メニューを見ても何も分からない。
今までの国はなんとなく英語に似た表記だったのでそこそこは分かったが
ウクライナ語は自分にとっては全く新しい文字だった。
店員さんは英語が通じたので、コーヒーを頼む。
wifizoneと書いてあったのに、wifiは使えなかった。
情報が集められない。
目的がwifiだけだったので、すぐにコーヒーを飲み干した。
バスターミナルにはあるだろうと思い、入ってみた。
室内暗っ!!!
怖いので一旦出る。
そしてATMと格闘して1000円分降ろして外を歩いた。
途中のwifiと電源があるカフェで休憩。
旅をするようになると、
wifi、電源、トイレのすべて揃っているお店の高感度が一気に上がります。
ここはトイレがなかったので惜しい!
曇り空の街を歩いた
明らかに今までのヨーロッパとは違う町並み。
道路や壁が崩れている。
バスには電線が繋がっている。
まるで200年前のヨーロッパを歩いている様に感じた。
途中でまたカフェに寄る。
そこではバイキング形式で量り売りだった。
物価が安いと言っても、どのくらいかはまだわからない。
少しとってお会計。
これで240円!
安いっ!ここはヨーロッパ。
しかも、うまい。
やっべ、パン以外を久しぶりに食べた。
すぐに食べ終わり、興奮気味に親にLINEをした。
店内が暗いという点以外では満足だ。
暗いおかげで写真写りが悪い
中心地までやってきた
朝早いので、人はあまりいなかった。
ウクライナは全て宿に泊まるつもりだ。
物価が安い=治安が悪い
という考えてしまう。
洗濯物が溜まっていて、高速バスのお陰で睡眠を取れていない。
早く宿に行きたい。
昼の12時には宿でチェックインをした。
ホステルは二泊で840円。
二泊ですよ。
マジで安くないっすか?
予約したホステルは
清潔感が有り、他のヨーロッパの宿と変わりなかった。
80円で洗濯してくれました
そこから寝たり、洗濯物を乾かしたり。
あと人のブログを見ていた。
夜になり
ネットで調べておいた、ウクライナのチェーンレストラン「プザタハタ」に行った。
ウクライナではバイキング形式で料理を取り、量り売りが一般的だそうだ。
これ、これ、これ、と指を指しながら料理を取ってもらう。
昼を食べていなかったのでたくさん取る。
これで540円。
ヨーロッパのパン生活を続けていた僕は、こんなものが食べられるとは思わず涙しそうになった。
イギリスならコーヒーと菓子パンしか買えない値段だ。
ボルシチうまいなー。
お腹が痛くなるほど食べて宿に戻る。
食欲を満たしてくれたウクライナを一日で大好きになった。
22時と早い時間に二段ベッドに上がった。
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