ごめんなチェコ
8/30、ここはプラハから少し離れたホステル。
800円という破格のホステルであったが、とても満足できるサービスだった。
ちょっと中心地から遠いけど。
階段を降りて、ドアを開ける。
え、開かないぞ。くそっ！
海外のドアはボタンを押してから開けるものが多く、ボタンを探した。
結構探していると、この一連を見ていた外にいるおじさんが開けてくれた。
あっ、押すじゃなくて引くね。
おじさんまじありがとう！恥ずかしいので大袈裟にお礼を言う。
朝を迎えた
チェコの街はキレイだった。
駅前にテスコを見つけた。
イギリスのテスコでも安いのに、チェコのテスコはどんなんだ！？
ワクワクして店内に入りバックパックを入り口に立てかけ、物色した。
安いんだろうけど量り売りが多くて安さが実感できないな。
朝食を買う。
このピザパンなんと25円！6つ買ってしまった。
主婦の気持ちがわかったぜ。
朝食を食べ終えて歩いていたら、マックを見つけたので入る。
もうチェコはいいか…
悪いな、チェコ。君の良さには気づけなかったよ。
プラハからポーランド・クラクフへの深夜バスの当日チケットを買う。
ポーランドに行くのはアウシュビッツ強制収容所を訪れるためだ。
それ以外は知らない。日本人にポーランドって馴染みなさ過ぎない？
アウシュビッツも友達が行きたいって言ってたから興味持っただけだし。
すまん、なぜか俺先に行くわ。
チェコの街を見下ろすと
ため息が出た。これがチェコの町並みか。
暑いなか、Ｔシャツになり中心地へと歩いて戻る。
すれ違う人々はアイスを片手に歩いていた。
ガオー
すごいかっこよくない？！
芝生の上で昼ごはんを食べて寝転がる。
マットのお陰で居心地がいい。
ホステルでKindleにダウンロードしていた、カフカの「変身」を読む。
何故かと言うと、カフカはチェコ出身で、カフカ博物館が有ったから。
結局1日では読み終わらず、博物館には行かなかったが。
昼間からビール片手に当てもなく歩き回る。
途中ガラスに自分が写り、ホームレスと変わり無いことに気づいた
直ぐにビールを捨てた。
もういいや、マック行こう。
駅前のマックに入った。
このマックには5時間もいた
主にブログを書いていた。
太陽が落ちかけているのでバスターミナルに移動した。
ターミナル内のバーガーキングに入り、よるご飯を食べる。
ここでアウシュビッツの予習として、映画ライフイズビューティフルを見た。
予約していたバスは、信頼しているFlixbusではなくポルスキバスだったが、フリックスバスが少し劣化した程度だった。
カフカの変身を10ページ程読み進めて、暗くなった車内に合わせて目を閉じた。
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