やっぱり旅が好き(大学生

華やかではない大学生が世界を旅する

何気ない一日

8/28、ここはとある広場の木の側

 

 

 

午前5時、人の足音で目を覚ます。

もう怖いから行くか。

鉄道の修理音、車の騒音や人の足音で1時間毎に起こされていた。

 

あまり眠れてないので、とても眠い。眠い目を無理やり開けて寝袋をたたんだ。

 

 

 

昨日は大変な目にあったな。この街安全に見えて実は怖い街なの?

 

 

 

 

 

 

 

まだ暗いドイツの街を

 

 

眠りながら歩く。

 

 

 

夏のヨーロッパは午後8時を過ぎても明るい。

その代わり太陽が昇るのが遅いのだ。

 

 

 

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街に戻ってもお店はどこも空いていない。

昨日お世話になったマックは8:30から開店するそうだ。

 

それまで街のベンチで時間を潰す。

 

 

 

 

ああ、鳩が集まってきた。

外国の鳩って汚いな。日本がいかにキレイに保たれているかがよく分かる。

 

 

 

鳩から妄想を広げていると、マックが開いた。

 

一番客として入る。

 

 

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ヨーロッパのトイレはお金が必要で、毎回50円程トイレの前で待機しているおばちゃんに取られる。

 

 

でも朝はいないんだな。使い放題だ。

 

 

トイレの前で待機してる仕事ってどうなんだろう、と考えながら個室のトイレで髪を流した。

 

 

 

 

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ちょっと疲れてる

 

 

 

 

 

そろそろ洗濯がしたい。

公園に水道があれば、そこで手洗いをするのだがあいにくヨーロッパには、日本のように蛇口がない。

 

ネットでドイツのコインランドリーを探す。

 

こういう時、英語が読めることが使える。日本教育に感謝だ。

ついでにスピーキングも重視してください。

 

 

 

歩いて10分くらいの所に、コインランドリーが有った。

 

250円くらいだった。ちなみにベルギーで回そうとしたら、800円程。

 

 

コインランドリーを易く使いたい場合、郊外の大学の近くが安いのでおすすめです。

 

 

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コインランドリーにはwifiが流れていたので、ネットサーフィンをして時間を過ごした。

 

 

 

 

ピピッ!

 

乾燥機は100円かあ…

最近節約を忘れている気がする。

 

 

天気もいいし外で干すか!

 

サミットのビニール袋に、洗いたての洋服を詰め込む。

 

 

 

近くに公園があったので、そこまで歩いてみる。

 

 

 

 

 

坂エグいな…

 

 

頂上に着くと人はあまり見えなくなっていた。

 

 

 

 

ちょうど良い柵があったので、そこに干す。

 

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英語の参考書を開いていると、おばあちゃんが真っ黒い犬を連れて隣のベンチに座った。

前には秋を迎えていることを表すように黄色い落ち葉を投げる木々がある。

赤い実を垂らしているのでコントラストがきれいだ。

 

真っ黒な犬は水を飲むと、満足したようにおばあちゃんに連れられて公園を降りていった。

 

 

 

 

 

 

 

ここの散歩している人たちはこちらを見て考えて、避けるように降りていった。

 

 

 

確かにアジア顔の人間が洗濯物を公園に干してたら、ちょっと怖いな。

 

 

 

 

 

Tシャツ達は8割乾いていたので、回収してビニールに入れる。

 

 H&MのコットンTシャツは乾きやすいな。

日本で着ると少しクタクタでみっともないのだが、生地が薄くて乾きやすいので旅用かもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

昼を迎えた街を

 

 

歩いてみる。

 

 

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ドイツ人だらけのスーパーに大きなバックパックを背負い、中に入る。

 

 

買ったのは節約飯。

 

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大きな広場で日陰のベンチで、パンを食べる。

 

 

これからどうしようかな~

 

今はドイツの西の端の街にいる。

このままドイツをゆっくりと東に進もうと思ってた。

 

でも物価高いしな~、ドイツで見たいものは建築の授業で取り上げられたケルン大聖堂しか無い。

 

 

 

 

もうドイツふっ飛ばすか

 

 

 

 

 

 

チェコプラハに高速バスで行くことに決めた。

ネットでチェコの持ち上げられ方は半端ない。

結構期待している。早く行きたい。

 

ドイツはここだけでもういいや。

 

 

 

 

 

 

 

パンを食べ終わると昼寝ができる場所を探す。

 

 

 

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歩いていたら、スプレーの落書きが至る所にあることに気が付いた。

落書きのある街は治安が悪い、これ覚えとこう。

 

よく考えたら町中にスプレーの落書きがあるってなかなか日本に無いよね。

 

 

 

 

 

 

ちょうどよい広場を見つけマットを敷く。

みんな気持ち良さそうに寝てるな~。

僕も寝よう。

 

 

 

 

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2時間ほど寝ると

 

太陽に起こされた。いつの間にか日向になっていた。

そうか、太陽は動くもんな。

 

 

 

 

 

 

 

世界遺産アーヘン大聖堂に行ってみる。

 

 

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ほー世界遺産第一号なんですね。

凄いねー。

 

 

大聖堂内のイスで少し休憩をして、外に出る。

 

 

スタバでコーヒーを買い、また休憩。

 

外国のスタバって空間が広く作られている。

日本のカフェ狭すぎない?隣と近過ぎて落ち着かない。

 

 

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go euroという便利なサイトで、アーヘン~プラハの深夜バスのチケットを4000円程で買う。

 

当日でも余裕で買えるのね。

 

スタバで何時間も時間を潰す。

 

 

 

 

 

 

 

 

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出発の30分くらい前にバス停に着いた。

 

 

 

 

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絵になるわ-。この後タバコをスパスパしてた。

 

 

 

 

1時間遅れで

 

バスがやってきた。

 

 

 

係員は悪びれもせず、ゆっくり通りてきて客のチケットを確認する。

お客も遅れるのが当たり前のように受け止め、荷物をバスに詰め込む。

 

 

 

 

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相変わらず、バスは清潔に保たれていて間隔も広い。

人は少なく、隣が開いている。

 

日本の高速バスだったら乗りたくないが、こっちのはいいもんだ。

 

 

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パソコンでダウンロードしていた動画を楽しんだ。

照明が落ちたら、直ぐに眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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