やっぱり旅が好き(大学生

華やかではない大学生が世界を旅する

肌寒いロンドン

8/20ヒースロー空港の入国審査ゲートに並んでいる。

 

 

 

ロンドン行きのチケットを買った後に、イギリスの入国審査は世界一厳しいと知った。イギリスの通貨は他の国と比べて価値が高いので、他国民が永住を狙いにくる。それを止めるために入国審査がとても厳しいのだ。そして日本人に対しても厳しく対応するので実際に入国拒否をされ強制帰国する人もいる。

 

実際に強制帰国した人のブログを読み返して列に並んでいたら、遂に呼ばれた。

 

 

Next please!!

 

 

ゲートにいたのは20代の金髪のお姉さんだ。

 

両隣の屈強な男の審査員でなくてよかった…と安堵する。

 

 

 

された質問と答えたことを全部書きますね。

 

なんでイギリスにきたの?

ー観光です。

 

どのくらい滞在するの?

ー4日です。

 

イギリスのどこに行くの?

ーバッキンガム宮殿やナショナル・ギャラリーです。

 

宿は決まってるの?

ー朝に着くと知っていたのでインフォメーションで決めようと思います。(本当は野宿)

 

所持金は?

ー200ユーロです。

 

クレジットカードの上限は?

ー答えたが、質問と回答が合わないのか英語が伝わらないのかお姉さんを困り顔にさせる。次の質問へ。

 

預金通帳にはいくら?

ー20万なんだけど英語で何ていうんだっけタハハ(日本語)、と言ったらスッと無言で紙とペンをくれた。やだかっこいい

 

親からお金は貰った?

ー借りました。

 

親の職業は?

ー嘘はつかず、定年退職したことを伝えた。

 

あなたの職業は?

ー学生です、それとバイトも。

 

何のバイト?

ー中学生に英語や数学を教えています。

 

イギリスで4日間過ごしたあとは?

ーバスでブリュッセルに行きます。チケット見せてと言われる。

 

ブリュッセルに来た次は?

エストニアまで行き、飛行機に乗ります。チケット見せてと言われる。実際はリトアニアからの飛行機で痛恨のミスをするがお咎めはなし。

 

イギリスには何度目?

ー1回目です。

 

パスポートにバン!バン!オーケー、バイバイ

 

 

な、長い。

淡々と書いていますが、片言英語で常にテンパりながら答えていました。お姉さんは常に真顔で、私は笑顔で答えていました。英語が堪能な方は5分位で終えていましたが、このときは15分位かかりました。ただお姉さんのバイバイの笑顔で癒されたので許します(何を!?)。

嘘はつかず、チケットを紙にしてロンプラなどで観光地を予習しておいたら問題なく入国できると思います。

 

 

いやー預け荷物の寝袋とマットを見られたら終わってたな。

 

このまま帰ったら飛行機でpcで見た凪のあすからが面白かったしかブログに書けないところだった、と思いながら荷物を探す。

 

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とりあえずバッキンガム宮殿行くか。

 

 

 

 

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クスッとする

 

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日本のスイカみたいなやつ。駅員さんに誘導されて買った。電車賃が最大半額になるらしい。

 

 

 

 

 

朝のロンドンは肌寒かった

 

 

 

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すごいね、イギリスって。イギリスの街の景観はイメージしたままだった。

時差ボケで眠いのに、地下鉄から地上に出たら思わずテンションが上った。

 

 

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15分程歩くとバッキンガム宮殿が現れた。観光客、主に韓国人中国人でいっぱいだった。中で徴兵交代式の準備をしていたが、3、4時間待たないとやらないらしい。

 

ふむふむすごいな…次行くか

 

特にすることもなく自撮りを楽しんだ後、次の目的地まで歩いた。

 

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 下北にあるやつだ!

 

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ザック2つ持ちは疲れたので途中のマックで休憩。コーヒー2ポンド(280円)ホットケーキ2.5ポンド(350円)。思った以上に高い…イギリスで外食は控えよう。

ザックの紐の調節の仕方をyoutubeで見て、ロンドンの情報を集めてから出発。

 

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 ウェストミンスター大聖堂

 

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大聖堂内部

 

 

 

 

 

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世界遺産ウェストミンスター寺院と

 

 

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ベックベンは実際に見てほしい!建物に圧倒される。

 

 

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セントポール大聖堂

 

 

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カフェ休憩を入れつつ

 

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プラムが約70円。原産国のスペインが近いからか凄く安い。

 

 

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ナショナル・ギャラリー

 

ナショナル・ギャラリーの入り口では荷物検査をやっていた。肌の黒い係員のところで荷物を見せる。

「その背負ってるバッグ大きいからクロークに預けてね」

「現金持ってないけど預けられます?」と言ったつもりが伝わらない。

「英語喋れる?だからそれをクロークに預けないと入れないの、伝わってる?ちょっと後ろのあなた日本人?この人に伝えてほしいんだけど」

 

後ろの中国人は困った顔をした。伝わってるから話すタイミングをくれ

僕は「I know」と言って中国人に「sorry」と伝えクロークに急いだ。

 

 

結局クロークでは現金が必要で入れず

 

 

なんだよ。「(英語が話せなくて)sorry」って悲しいな。

目の前のトラファルガースクエアで数十分凹んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜になり

 

 

 

野宿スポットを1時間位かけて探し、マットと寝袋を敷いた。

 

 

 はあ、疲れた…

 

 

今日は何キロ歩いただろうか。

 

小雨が降っている寒いロンドンの公園で、初めての野宿なのに疲れていたからかすぐに寝付けた。

 

 

 

 

 

 

 

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