自分と向き合う
9/4、ここはホステルのベットの上。
９時に起床、今日もたっぷり眠れました。
今日は別のホステルを予約した。
顔を洗い歯を磨いた。
そしてパッキングをする。
隣のおじさんが話しかけてきた。
ウクライナ人の坊主のおじさんだ。
昨日に何度か話しかけられていた。
ただ坊主のウクライナ人が怖くて、適当に返答していた。
今日の朝話しかけられて顔を改めてみたら、優しそうな顔をしていた。
昨日は暗かったから怖く見えたのか。
そこから会話を始めた。
内容は、僕の旅のこと、おじさんの職業、おじさんはなんで英語を話せるのか、日本の文化、ウクライナの印象などなど。
会話が弾みなんと１時間以上も話していた。
ネイティブではない英語は聞き取りやすい。
ただの話しやすくていい人だった。
ルームメイトのインド人に「you are a good man」って言われてたし。
やばい、チェックインの時間が迫ってる！
と言って出る準備を進めた。
おじさんからスティックタイプのインスタントコーヒーを貰った。
別れる時、僕は思いついたことを言った。
「Im happy to meet you」
使った英語が状況に適しているから分からない。
ただ気持ちが伝わればいいと思った。
おじさんは嬉しそうな顔をして返事をした。
残念ながら返事は聞き取れなかった…
良い気分で外に出た
今日も雨だ。
重いバックパックを背負いながら、カフェを探す。
カフェ探しに時間がかかる。
バックパック持ってるとあまりきれいな所に行けないんだもん。
ようやく見つけたカフェに入った。
猫のぬいぐるみが印象的だ。
店名はなんだっけな？
ラビットハウスだっけ…？
いやこころぴょんぴょんはしてないか。
これで２００円！
ここでも作業をする。
基本ウクライナは作業日として滞在していた。
印象的な場面があった。
端の席を座っている女性がipadで動画を見ていた。
トイレに行きたくなったのか、店員さんに聞くと店の外にあるという。
そしたらその女性は荷物を全て置いてトイレに行った。
海外でありえる？！
ipadを机の上に置いてどこか行くって。
いくら店員さんがいるからと言っても注文受けたら見てられないだろうし。
それほど治安が良いのだろうか。
カフェを出て、今夜泊まるホステルを探した。
そのホステルの入口が真っ暗でメチャ怖かった。
中に入ると、愛想のいいスタッフさん。
ホステル名を見るとゴーストホステル。
そういうことね。
なんと１泊２５０円！！
普通に若者や子供も含む家族が泊まっていた。
安いからと言って治安が悪いとは思えない。
じゃあなんで昨日のところはおっさんばかりだったんだ？？
バックパックを置いて、サブバックだけで街を歩く。
やっぱり楽だー。
また適当にカフェに入った。
店内はポップなBGMが流れていて、ハンバーガーショップのようだった。
上行くか
上に上がると、おしゃれな空間デザインで、階段で立ち止まってしまった。
これで300円！
どうしよう、一人で入って良いのか？これ
とりあえず、パフェとエスプレッソを注文。
店内は一階とは違い、ジャズが流れていて薄暗く雰囲気が良かった。
この値段で日本にあったら常連になるのになあ。
ここでも作業。
作業と言ってもノートに沢山の文字を書いただけ。
え、何書いてるか知りたい？
ブログ読んでくれてるから教えてあげるよ。
ノートには自分の今いる状況を書いた。
今いる状況とは、勉強、人間関係、将来の不安や願望。
シャーペンでA４一枚くらい。
今の自分と向き合うためだ。
僕は宅浪で失敗をして気にも留めていなかった大学に入学することになった。
いわゆる不本意入学ってやつ。
大学生になり、今いる環境や将来が不安だった。
この環境で良いのか？
学歴では勝てない自分は、将来何で勝負するのか？
人間関係はこのままで良いのか？
何もかもが不安で満ちていた。
そこから見つけたのが、その感情を紙に書くこと。
確かブログでこの方法が紹介されていたのがキッカケ。
不安や願望を書いてみると、見事にA４用紙は不安だけで埋まっていた。
これはまずいと思い改善するように頑張ったり、環境を変えたりした。
そこから定期的に書き出すようにしている。
ここのカフェで、久々に不安や願望を書き出した。
そしたら書いた９割は願望だった。
希望に満ち溢れているじゃん、おれ。
去年とは大違いだ。
変わったのは、去年にヒッチハイクでアイルランドを一周したのが大きいと思う。
インドに行ったら価値観変わる！という言葉は馬鹿にしていた。
でも実際に僕はアイルランドで変わったかもしれない。
初ヒッチハイクに緊張してボードが挙げられず４時間マックに篭ったこと。僕の親指で車が止まってくれたこと。知らない人との出会い。行き先の分からない旅。優しさで成り立つ旅。
気づかない間に成長させてくれた。
旅が好きだ。
大層なことを言っていますが
今年の目標は彼女を作ることですけどね！！
ぶっちゃけすぎ？
まあ普段はあんま感情出してないからいいでしょ。
そんなことを
カフェで想っていると、外はすっかり暗くなっていた。
宿に戻る前に、スーパーに寄る。
チョコクッキーと水を買った。
今回は水を買うことができた！
判別方法は、ペットボトルを押すこと。炭酸水ならペットボトルは凹まない。
あと振るとか、気泡は無いやつが水、とかはだめです。
この方法で水だ！と思っても、見事に開けた時プシュッ！と言います。
２５０円のキレイな宿に戻り、シャワーを浴びた。
そしてベットに入った。
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ウクライナはさいこう
9/3、ここはリヴィウのホステルの中。
23時に寝て、9時に起きた。
10時間睡眠である。
ホステルっていいね！
やはり外で寝ていると睡眠時間が少なくなる。
外で寝ると24時まで人は起きていて、6時には動き始める。
その間しか眠ることができない。
それから足音で起きたり、雨が降ってきて逃げなくてはならない。
結局毎日睡眠不足だ。
眠い時は、昼に芝生の上で睡眠を補う。まあこれはこれで良いけどさ。
二段ベッドから降りたら
ルームメイトはほとんどウクライナ人のおじさんだった。
あと旅行中のインド人3人。
ウクライナのおっさん達は何故かほぼ坊主なので威圧感がある。
一つの部屋に坊主のウクライナのおっさん6人ほど。
こわっ。早く宿出よう。
リヴィウの街を見ながら歩いた
ネットで調べておいた観光場所をgooglemapに星をつけてた。
その星頼りに歩いてみる。
青空市場という市場が有名らしい。
15分歩いて辿り着いたが、やっていなかった。
もう永遠とやらないんじゃない？
と感じられる。
次行こう。
次はリヴィウに唯一あるというショッピングセンター。
なぜ行くかというと
海外企画のコンバースが欲しい！！
今回の旅のお供はコンバースハイカット100年モデルだ。
コンバース大好き！ということで探してみる。
2店スニーカーショップを見つけたが、日本に売っているモデルしか飾っていなかった。
黒いヒールパッチの物はウクライナには無いのかな？
この中のスーパーで朝食を買う。
また炭酸水でしたっ！
これで200円もしない
もう行く場所はなくなったので適当に歩いてみる。
昼になると、またプザタハタに行った。
もう完全にお気に入り。
というか、新しいお店を探すのがめんどくさい。
今回は肉を取らず、野菜を多く取って見る。
すると500円もしなかった。
美味しいものをお腹いっぱい食べて、カフェに行く。
ここではブログを書いたり、これからの予定を考えた。
ここで本当に思ったのが
ウクライナは長期期間で一つのことを極めるために最適だと思う。
例えば、浪人。
僕は一浪して大学に入りました。
予備校には通わず、宅浪で。
浪人生活って親の目が気になるじゃないですか。
そんな時に単身ウクライナで勉強すればいい。
多く見積もって一日１５００円で過ごせる。
ホステルは２５０円、食事は５００円でお腹いっぱい食べられる。
カフェでのコーヒーは１００円前後。
しかもカフェは広くて落ち着きがある。
ビザの関係で6ヶ月しか入れないので、一日1,500円×30日×6ヶ月＝27万
6ヶ月で27万ですよ。（ビザなしは３ヶ月）
都市部は英語話せるから、生きた英語を活用できる。
真面目に一つのことを極めるために環境を変えたいという人には、ウクライナがおすすめ。
院受験の年に、長期休暇にウクライナで勉強しようかな。
夜ご飯は他店舗のプザタハタに。
いやーウクライナ本当に好きになった。
はじめ行くときは怖い印象しかなかった。
治安が悪そうとか。
でもバスで仲良くなったウクライナ人とかお店の店員さんをみて、ウクライナ人のイメージが変わった。
名所というものがあまりないからブログで書けることが少ないが、その分自分と向き合う時間や勉強する時間が取れた。
ごはんもうまいし！！
宿に戻り動画を見たり勉強をした。
それからシャワーを浴びた。２日連続のシャワーは初めてだ。幸せ。
怖いおじさんに囲まれながら一番初めに眠りについた、。
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パンでない食事
隣に座っていたのウクライナ人の女の子が
僕が降りる場所を教えてくれた。
あと国境でバスでパスポートチェックを何度かした時、毎回起こしてくれて、僕の英語が通じない時には通訳をしてくれた。
ありがとう！
そしてスられるかもとか思ってごめんなさい。
降りる前には少し会話した。
「ウクライナは寒いわよ」
「そうなんだ、ウクライナで一番好きな都市はどこ？」
「…おう、そうか」
前のカップルに挨拶をして、隣の女の子に改めてお礼をしてバスから降りた。
朝焼けのリヴィウは確かに寒かった
まず、朝からネオンが光るカフェに行ってみる。
メニューを見ても何も分からない。
今までの国はなんとなく英語に似た表記だったのでそこそこは分かったが
ウクライナ語は自分にとっては全く新しい文字だった。
店員さんは英語が通じたので、コーヒーを頼む。
wifizoneと書いてあったのに、wifiは使えなかった。
情報が集められない。
目的がwifiだけだったので、すぐにコーヒーを飲み干した。
バスターミナルにはあるだろうと思い、入ってみた。
室内暗っ！！！
怖いので一旦出る。
そしてATMと格闘して1000円分降ろして外を歩いた。
途中のwifiと電源があるカフェで休憩。
旅をするようになると、
wifi、電源、トイレのすべて揃っているお店の高感度が一気に上がります。
ここはトイレがなかったので惜しい！
曇り空の街を歩いた
明らかに今までのヨーロッパとは違う町並み。
道路や壁が崩れている。
バスには電線が繋がっている。
まるで200年前のヨーロッパを歩いている様に感じた。
途中でまたカフェに寄る。
そこではバイキング形式で量り売りだった。
物価が安いと言っても、どのくらいかはまだわからない。
少しとってお会計。
これで240円！
安いっ！ここはヨーロッパ。
しかも、うまい。
やっべ、パン以外を久しぶりに食べた。
すぐに食べ終わり、興奮気味に親にLINEをした。
店内が暗いという点以外では満足だ。
暗いおかげで写真写りが悪い
中心地までやってきた
朝早いので、人はあまりいなかった。
ウクライナは全て宿に泊まるつもりだ。
物価が安い＝治安が悪い
という考えてしまう。
洗濯物が溜まっていて、高速バスのお陰で睡眠を取れていない。
早く宿に行きたい。
昼の12時には宿でチェックインをした。
ホステルは二泊で840円。
二泊ですよ。
マジで安くないっすか？
予約したホステルは
清潔感が有り、他のヨーロッパの宿と変わりなかった。
80円で洗濯してくれました
そこから寝たり、洗濯物を乾かしたり。
あと人のブログを見ていた。
夜になり
ネットで調べておいた、ウクライナのチェーンレストラン「プザタハタ」に行った。
ウクライナではバイキング形式で料理を取り、量り売りが一般的だそうだ。
これ、これ、これ、と指を指しながら料理を取ってもらう。
昼を食べていなかったのでたくさん取る。
これで540円。
ヨーロッパのパン生活を続けていた僕は、こんなものが食べられるとは思わず涙しそうになった。
イギリスならコーヒーと菓子パンしか買えない値段だ。
ボルシチうまいなー。
お腹が痛くなるほど食べて宿に戻る。
食欲を満たしてくれたウクライナを一日で大好きになった。
22時と早い時間に二段ベッドに上がった。
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そして何を思う
9/1、ここはクラクフ空港の中。
Good morning!!
という大きな声で起こされた。
寝袋から出ると軍人が二人、僕を見ている。
「フライトは何時なの」
「いや…バスでアウシュビッツに行きます」
「…おーけー、まだいていいよ」
まだ寝ててもいいからねー、と言って去っていった。
あー大声で起こされるってこんなに驚くのね。思わず正座してたぜ。
iphoneを見ると
朝の6時だったので、寝袋をたたむ。
あの人達、フライト寝過ごさないように起こしてくれたのか。やさしいな。
顔を洗い、歯を磨いてから電車に乗るために空港を出る。
相変わらずチケットの買い方がわからない。
駅員さんは英語が通じたので切符を買ってもらった。
ポーランドではスチューデントだと料金が半額だ。
他の人のブログに国際学生証では学生と判断できない、と書いてあったがこの時は大丈夫だったな。
クラクフ中央駅で降りる
中央駅でまずスーパーに入り、朝食を買う。
てんとう虫が目印の、激安スーパーがポーランドにはある。
菓子パンが一個30円以下と凄く安い。
店内で焼いているので味も抜群だ。思わず10種類購入。
店員さんがレジに打ち込むのが大変そうで気まずかった。
ここでも水を買ったつもりが炭酸水、なんでだよっ。
ネットの記事を参考にして、チケットを買うためにチケットカウンターへ。
おばさんにポーランド語でまくしたてられ、退散。
ちっ、愛想無いな
はあ、どうしよう。菓子パンをもぐもぐと食べながら考える。
ネットには、アウシュビッツに行くのが難しいと何本もの記事があったので、この時は諦めかけた。
でも正直あれは過剰すぎ。
結論、アウシュビッツに行く方法は
1,バスターミナルでアウシュビッツ行きのバスを探す。
電光掲示板に書いてあるし、バスのフロントガラスにオウシュビツ（アウシュビッツの本当の名前）とパネルがある。
2,バスに乗り運転手にお金を渡す。
これだけです。
ネットにはいろいろな方法が書いてあり、どの方法で行くか迷いますが、上に書いた方法だけ覚えとけば十分です。
これはネットの悪いところだな。
アウシュビッツ行のバスには二人しか乗らなかった。
降りる時バスのおじさんが、帰りのチケットも買う？と愛想よく言ったので、買おうとしたが
「いつここに戻れるかわからないんだよね」
と言い断った。
アウシュビッツに着いた
上を向くと久々の曇り空だった。
入場チケットを貰いにインフォメーションに行く。
インフォの人が
「当日券は16時からしか無いの」
と言ったので、一応チケットを貰い考えた。
今は11時。周りには何もないのに5時間も潰せだと。
正直この歴史を受け止める自信がなかった。
帰ろうとした。
しかしポーランドに来た意味を考え、16時まで待つことに。
アウシュビッツを出て歩いてみる。
小さな町があり住宅地もある。
団地の広場も有り、元気な子どもたちが遊んでいた。
小学生はサッカーをしていて、BGMとしてアリアナ・グランデを流していた。
残虐な歴史を持つ地域でも、時が経てば人々が住めるようになる。
ここに住んでいる子供達は、この歴史を知っているのだろうか。
親から教えてもらったのだろうか。
そしてどう受け止めたのか。
きっとまだ理解できないだろう。二十歳の僕もできていないのだ。
公園のベンチで1時間程睡眠を取り、博物館へと戻る。
ここでふと思い出したが、もう一つビルケナウという増築された場所がある。
先にそこ行けばいいじゃん！
と思い無料シャトルバスに乗り込む。
ここからビルケナウ、アウシュビッツと見学した。
ビルケナウ正面
アウシュビッツ正面
この歴史を丁寧に紹介しているブログが沢山あったので省略します。
日が暮れてきた
バスでクラクフまで戻る。
またバーガーキングで夜ご飯。
そこでポリスキバスのクラクフ～ウクライナ・リヴィウを予約した。
そしてバスターミナルに行き高速バスを待った。
いくら待ってもバスはやってこない。
バス停では、バスに乗る予定の人たちが話し合っていた。
このバス停であってますよね？的な。
僕は話さない。いや、人見知りで話せないだけ。
このバス停に決まってるじゃん、とすまし顔で待っているが内心ドキドキ。
くそっ、ここが英語圏だったら話しかけたのに（多分
隣で待っているカップルはイチャイチャしている。
僕は何もせずバスを待った。
1時間以上経つと、隣にいたウクライナ人カップルが話しかけて来た。
「Hi、なんでウクライナに行くの？」
「Hi、物価が安いからかな」
アジア人がウクライナに行くことが珍しかったようだ。
そこからバスが来るまで旅人トーク。
「もうさ、彼女がさ、～～～～だから～～～～なんだよ笑」
話している内に凄い距離が近くなっていた。
え、何？もう俺たち友達？凄いな、人見知りの概念ないのか。
とりあえず笑いながら話す。と言っても彼氏7割、彼女2,5割、僕0,5割の会話率。
いや、僕も話したかったんだよ。
でもさ、二人共同い年でさ、英語がペラペラなんだもん。
劣等感を感じて、いつもの適当英語が話せなくなってた。
日本人はなんでマスクをいつも付けてるの？
という質問にうまく返答できなかった所から心は折れていた。
でも俺ってリスニングはある程度できるんだな～とか思いながら、会話にリアクションをしていた。
バスは2時間遅れで到着。
降りる予定の駅は終点ではなかったので、ちゃんと降りられるか不安だった。
なので僕がカップルに
「リヴィウで降りれるか心配なんだよね」と言うと、
「じゃあ後ろの席に座りなよ、着いたら教えてあげるよ」
おお、やさしいな、ありがとう。
バスに乗ると、カップルの後ろの席に荷物が置いてある。
彼らが僕のために席を取っておいてくれた。
本当ありがとう！
バスが発進して
車内が暗くなる。
スマホでダウンロードしていたガキの使いを見ていると、後ろの席のウクライナ人の女の子が話しかけてきた。
「わたしドイツからきてもう何十時間もバス乗ってるんだ」
「大変だね、俺もドイツ行ったよ」
そこから旅人トーク。
10分位話すと女の子が小声でこう言った。
「Don’t you sit the seat next to me?」
え、私の隣の席に座らない？だと！
顔が小さくて可愛い女の子に言われたのだ。
なんだこのラブコメ展開は。
「はい、すぐ行きます！」
と言うのは冗談で、行きたくなかった。
もう疲れていて寝たいし、もしかしたらこの子に荷物をスられる可能性もある。
ただNoが言えない日本人の僕は、バックに貴重品をすべて入れて隣に移動した。
そしたらなぜかカップルが僕達の前に座ってきた。
そしてその女の子とカップルのマシンガントークが始まる。
女の子はバスに乗り飽きて、話し相手がほしいだけだった。
ここで、盛り上がるウクライナ人3人と無言の日本人1人の2列シートを想像してほしい。
自分はこの状況が面白くてたまらなかった。
15分後には冷めて、こいつらうるせーな寝れないだろと思っていたが。
なんだかウクライナが楽しみだ！
ワクワクしながら眠りについた。
アウシュビッツに行った感想を書き足すかも。
書き足さないかも。
ポチッとお願いします！
結構ちいさいね
8/31、ここは高速バスの中。
何度高速バスを使っているだろうか。
ヨーロッパには色々な長距離バスが走っている。
陸続きだからバスは重要なのね。お世話になっています。
予定到着より1時間早く到着した。
運転手頑張りすぎ。
ヨーロッパに来てからほとんど晴れている。
確かロンドンの雨が最後かな。
夏は天候に恵まれるらしい。
とりあえず情報を集めるために駅ナカのバーガーキングに入り、コーヒーを注文する。
毎回店員に言うこと決まっている。
Can I have coffee?
でもコーヒーが苦手だったら何を飲むんだろう。
紅茶とかか、それはそれでおしゃれだな。
一通りクラクフの街をネットで調べたので、中心地まで歩いてみる。
まだ見てないけど、それは違うくね？
店が並ぶ通りを抜けると、大きな広場に出た。
世界遺産の旧市街だ
…本当ごめん
またベルギーのグランプラスと比べてしまう。
この広場のバックグラウンドを考慮したら、きっと評価も変わるだろう。
でも調べるほど興味がない。ちょっと読んだけど難しいんだもん。
ヨーロッパを横断して二週間程で沢山の観光名所を見てきた。
それで少し飽きを感じてしまう。
メリハリって大事ね。
マックに寄りながら1時間以上歩くと、ビスワ川に着いた。
近くのコンビニで食べ物を買って休憩。
間違えて炭酸水を買ってしまった。
炭酸水と水の区別がつかない。
これから3日間は炭酸水を間違えて買い続けることになる。
いい気持ちだ
温かい気候だが、風が吹いている。
体温は適温である。
寝るか。
後ろにサイクリングロードがある。
寝ている所を突進されるのが怖かったが、直ぐに眠りについた。
太陽さん暑いっす
太陽に起こされた。ポーランドの直射日光は凄く暑く眩しい。
太陽近くね？
マットをしまい街を歩いた。
さすがに、クラクフってこれだけ？
と思ったので、マックに入りまた情報を集める。
有名な教会があるらしい。
それが、その教会を見るためにクラクフで降りる人もいるとか。
行ってみるか。
教会に着いて、入場料と写真撮影料を払う。
どちらとも5PLNで合計300円。
ああ、凄い
バックパックが邪魔だったので、チケットカウンターと入場口のお兄さんにバックを置いてもいいか聞いた。
二人共だめだったので、教会内のベンチに括り付けてサブバックだけで見学した。
教会の装飾で青を使うのはアラビア系だったかな？
勉強しとけばよかったな。
観光客はごついカメラで撮影をしていた。
インスタ映えしますもんね。
違うか
20分程椅子に座り休憩をして、教会を出た。
それから
ショッピングモールを通過して、バスに乗り込んだ。
クラクフには空港がある。今日も空港泊だ。
ポーランドで野宿って怖くないですか？
空港がある所では、必ず空港泊をするようにしている。
ポーランドのバス乗りにくいな。
チケットどこで買うんだよ。
くそっ、くそっ、
と言って探し、一時間以上経ってから正しいバスに乗れた。
クラクフ空港は
思った以上に小さかった。
晩飯を買ってない。
ハンバーガーショップとかあると思うじゃん？
何もないんだなこれが。
苦しまみれに買ったのはこれ。
これで600円。
誰かなー、ポーランドの物価安いって言った人は？
これで過ごしてやるよ！
23時になり、空港で寝る場所を探した。
小さい空港なので、空港泊をしている人はいなかった。
凄く不安になる。
他の人がいないと自分はやらない
と典型的な日本人の僕は寝るか迷ったが、ここから正しいバスで街に戻る自信もないので、寝床を探した。
ちょうどいい場所を見つけた。
おやすみ。
一週間前のことなので記憶が…
ポチッとお願いします！
ごめんなチェコ
8/30、ここはプラハから少し離れたホステル。
800円という破格のホステルであったが、とても満足できるサービスだった。
ちょっと中心地から遠いけど。
階段を降りて、ドアを開ける。
え、開かないぞ。くそっ！
海外のドアはボタンを押してから開けるものが多く、ボタンを探した。
結構探していると、この一連を見ていた外にいるおじさんが開けてくれた。
あっ、押すじゃなくて引くね。
おじさんまじありがとう！恥ずかしいので大袈裟にお礼を言う。
朝を迎えた
チェコの街はキレイだった。
駅前にテスコを見つけた。
イギリスのテスコでも安いのに、チェコのテスコはどんなんだ！？
ワクワクして店内に入りバックパックを入り口に立てかけ、物色した。
安いんだろうけど量り売りが多くて安さが実感できないな。
朝食を買う。
このピザパンなんと25円！6つ買ってしまった。
主婦の気持ちがわかったぜ。
朝食を食べ終えて歩いていたら、マックを見つけたので入る。
もうチェコはいいか…
悪いな、チェコ。君の良さには気づけなかったよ。
プラハからポーランド・クラクフへの深夜バスの当日チケットを買う。
ポーランドに行くのはアウシュビッツ強制収容所を訪れるためだ。
それ以外は知らない。日本人にポーランドって馴染みなさ過ぎない？
アウシュビッツも友達が行きたいって言ってたから興味持っただけだし。
すまん、なぜか俺先に行くわ。
チェコの街を見下ろすと
ため息が出た。これがチェコの町並みか。
暑いなか、Ｔシャツになり中心地へと歩いて戻る。
すれ違う人々はアイスを片手に歩いていた。
ガオー
すごいかっこよくない？！
芝生の上で昼ごはんを食べて寝転がる。
マットのお陰で居心地がいい。
ホステルでKindleにダウンロードしていた、カフカの「変身」を読む。
何故かと言うと、カフカはチェコ出身で、カフカ博物館が有ったから。
結局1日では読み終わらず、博物館には行かなかったが。
昼間からビール片手に当てもなく歩き回る。
途中ガラスに自分が写り、ホームレスと変わり無いことに気づいた
直ぐにビールを捨てた。
もういいや、マック行こう。
駅前のマックに入った。
このマックには5時間もいた
主にブログを書いていた。
太陽が落ちかけているのでバスターミナルに移動した。
ターミナル内のバーガーキングに入り、よるご飯を食べる。
ここでアウシュビッツの予習として、映画ライフイズビューティフルを見た。
予約していたバスは、信頼しているFlixbusではなくポルスキバスだったが、フリックスバスが少し劣化した程度だった。
カフカの変身を10ページ程読み進めて、暗くなった車内に合わせて目を閉じた。
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こんなもんか
8/29、ここは高速バスの中。
ドイツ・アーヘンからの高速バスは10時間程で、チェコ・プラハに到着した。
今回の旅は、元々中欧（チェコ・ハンガリーなど）をメインに回ろうとしていた。
なのでチェコに着くのが、楽しみでしょうがなかった。
バスから降りると
朝日に照らされるプラハの街が広がっていた。
やはり先進国と比べると、建物の劣化が見える。
初めての国に着いた時のお決まりのように、スタバに入りコーヒーを頼む。
情報収集っと。
初めて物価の安い国に入ったんだ、早く歩こう！！
30分ほどでスタバを出て中心地まで歩く。
うおー、チェコらしい雰囲気出てきたぞ。
こういうのが見たかった。
旧市街広場
に着いた。
確かに凄いし観光客もたくさんいて賑わってるけど、
ベルギーで世界一美しい広場、グラン・プラスを見てるからな～
今でもグラン・プラスをふと思い出す。それほど美しい場所だった。
まあ、次行こう！
有名なやつ、修理中で半分も見えない
とりあえず、前に進む。
なんか、無理やり小さなお店をたくさん集めて作ってる街だとこの時感じた。
あと、スプレーの落書きが多すぎて正直冷めていた。
坂すげえな…
坂を登っても何もなかった。住宅地が広がるだけだった。
上の写真の風景が広がると思っていたが、遠くにちょっこと見えるだけ。
歩いていると汗が出てくる。
暑いな、電光掲示板には27℃と表示されている。
Ｔシャツ一枚になる。日本の夏のようにジメジメというより、カラッとしているのが救いだ。
100円のアイスを買い、なめながら歩く。
プラハ城
に着いた。門の前には行列ができていた。
もう入らなくていいか。
バックパックのお陰で、行動範囲が狭まる。
あと綺麗めの日本人がたくさんいたのも入らなかった理由の一つ。
衝動買いした。ちょい高く1000円位。
てか、このメモ帳の町並みはどこで見れるんだ？
全然出会わないけど。
暑いので、またアイスを買って歩く。
途中で休憩して、booking.comで宿を予約しました。
800円のホステル。流石物価が安いだけ有る。
こんなのが街中に
1時間位歩いて、ホステルに着いた。
こんな遠いし坂ずっと登ってきたんですけど。書いといてくれよ。
ホステルについて、宿代を払う。
カードは使えなく、ユーロしか持ってないと言ったら、ユーロで払えた。
自分の部屋に入ると、20代のイタリア人が話しかけて来た。
お互いの自己紹介を終えると
「パーティに行かない？」
と誘ってくれた。
イタリア人とパーティだと？！なんか面白そう！と思ったが、
「街中を歩いて疲れてるんだ、シャワーを浴びてすぐに寝るよ。誘ってくれてありがとね」
と言って断った。
適当なベットに寝ていたが本当はベッドが決められていて、カップルに指摘された。
キーに番号が書いていたが、水で滲んでいて読めない。
そしてホステルの人を探しまわるが全然いないという小話もあるが省略。
チェコに期待しすぎていた。
あと地球の歩き方とか読めばよかったのかな。あまりプラハの良さが伝わらなかった。
あと落書きが有りすぎて、興味を失っていたのもある。
この日はすぐに寝た。
すいません、少し適当に書きました。書き直すかも。
毎日ブログ書くのは大変だ。
あとチェコの記憶があまりないってのもある。
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